トライアドリーム（1984年生、母ダイイチシラユキ）

トライアドリーム（1984年3月24日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のソーブレスド（当時19歳）と交配したダイイチシラユキが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）渕瀬ファーム。戦績は、中央平地17戦0勝2着2回、地方23戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1988年の一般。

経歴

デビュー前

諏訪富三厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1987年）

2月8日、デビュー戦は安田富男騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京ダート1600m 晴/重）に出走。馬体重は486kg。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

2月22日、中1週で迎えた2戦目は、中野栄治騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（東京ダート1600m 曇/良）に出走。15頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい9着に終わった。

3月15日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で中野栄治騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

3月29日、中1週で迎えた4戦目は、花松進騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

4月11日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で花松進騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

5月2日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（東京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は安田富男騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着を確保した。

5月24日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（東京ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は花松進騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

6月20日、中3週で迎えた8戦目は、塚越一弘騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で塚越一弘騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で塚越一弘騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で塚越一弘騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、ザオーセイウンに交わされて2馬身半差の2着となった。

9月13日、中5週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は花松進騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。

9月27日、中1週で迎えた13戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で花松進騎手（4戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず4着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた14戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で花松進騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったダイナレアリティーに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

10月24日、中1週で迎えた15戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で花松進騎手（6戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

11月15日、中2週で迎えた16戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 小雨/稍重）に53kgの軽斤量で出走。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。

11月22日、連闘で迎えた17戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は花松進騎手（7戦0勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

4歳（1988年）

4月10日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から31kg増やして迎えた18戦目は、千田進騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1420m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

4月23日、中1週で迎えた19戦目は、一般（水沢ダート1420m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で千田進騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月9日、中1週で迎えた20戦目は、一般（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で千田進騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月4日、中3週で迎えた21戦目は、千田知幸騎手を鞍上に迎えて、一般（盛岡ダート1420m 曇/重）に出走。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた22戦目は、一般（盛岡ダート1420m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で千田知幸騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月27日、連闘で馬体重を前走から10kg増やして迎えた23戦目は、一般（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で千田知幸騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月11日、中1週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた24戦目は、小野寺三男騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

7月23日、中1週で迎えた25戦目は、一般（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小野寺三男騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月6日、中1週で迎えた26戦目は、一般（盛岡ダート1750m 曇/重）に出走。鞍上は千田知幸騎手（3戦0勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月20日、中1週で迎えた27戦目は、一般（盛岡ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で千田知幸騎手（4戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた28戦目は、一般（水沢ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で千田知幸騎手（5戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったシルバーツバキから1馬身差の2着となった。

10月1日、中3週で迎えた29戦目は、一般（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は小野寺三男騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月29日、中3週で迎えた30戦目は、一般（盛岡ダート1750m 曇/稍重）に出走。鞍上は千田知幸騎手（6戦0勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた31戦目は、一般（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で千田知幸騎手（7戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のホワイトチエリオに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月26日、中1週で迎えた32戦目は、一般（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で千田知幸騎手（8戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月11日、中1週で迎えた33戦目は、石川榮騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5歳（1989年）

4月1日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた34戦目は、一般（水沢ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は千田知幸騎手（9戦1勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月15日、中1週で迎えた35戦目は、一般（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は小野寺三男騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月5日、中2週で迎えた36戦目は、一般（水沢ダート1420m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野寺三男騎手（4戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月20日、中1週で迎えた37戦目は、一般（盛岡ダート1420m 曇/良）に出走。鞍上は千田知幸騎手（10戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったフアストシンゲキから5馬身差の2着に敗北した。

6月5日、中1週で迎えた38戦目は、一般（盛岡ダート1420m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で千田知幸騎手（11戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月3日、中3週で迎えた39戦目は、一般（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は石川榮騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月17日、中1週で迎えた40戦目は、一般（水沢ダート1420m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石川榮騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。