ヤウー（2006年生、母トラフィックサイン）

経歴

デビュー前

1歳のとき、春木昭雄から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

澤佳宏厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2008年）

11月14日、デビュー戦は的場直之騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は445kg。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り6着に敗れた。

12月28日、中5週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場直之騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

3歳（2009年）

1月22日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳（大井ダート1000m 雨/稍重）に出走。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天賦の勝負根性でゴールまで勇戦したが、5着に終わった。

2月18日、中3週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で猛進したが、伸びてきたファイナルホープ決め手に屈してクビ差の2着となった。

3月5日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天資の負けん性を発揮してゴールまで力戦したが、4着に終わった。

4月8日、中4週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で酒井忍騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したナカザルトッキュウにアタマ差届かず2着に甘んじた。

4月24日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で酒井忍騎手（4戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

6月2日、中5週で迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で酒井忍騎手（5戦0勝）。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

6月24日、中2週で迎えた9戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。端に立ち、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走し、4着を確保した。

7月7日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に敗れた。

7月22日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

12月1日、約4か月半の休み明けで迎えた12戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のつわぶき特別（大井ダート1500m 内回り晴/重）に出走。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では余力が残っておらず13着に終わった。

12月14日、中1週で迎えた13戦目は、柏木健宏騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のシクラメン特別（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では余力が残っておらず14着に終わった。

4歳（2010年）

2月4日、中6週で迎えた14戦目は、4歳（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（6戦0勝）。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。最後は一杯になって14着に終わった。

3月5日、中3週で迎えた15戦目は、牝馬限定のハンデ戦の4歳C3（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（7戦0勝）。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では伸びが鈍く16着に終わった。

3月19日、中1週で迎えた16戦目は、4歳（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は石崎駿騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ6着に敗れた。