ファインノーブル（2021年生、母コウヨウルビー）

ファインノーブル（2021年3月5日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「見事な、素晴らしい+高貴、上品」。毛色は鹿毛。種牡馬のマジェスティックウォリアー（当時16歳）と交配したコウヨウルビーが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は谷川牧場。主な勝ち鞍は2025年の一般C21。

経歴

デビュー前

尾関知人厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

12月28日、デビュー戦は菅原明良騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー中山（中山芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は478kg。15頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

3歳（2024年）

3月3日、中8週で迎えた2戦目は、R.R.キング騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山芝2000m 晴/稍重）に出走。18頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では全く伸びず17着に終わった。

5月18日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は脚勢が鈍り15着に敗れた。

4歳（2025年）

3月12日、約10か月の休み明けで迎えた4戦目は、塚本征吾騎手を鞍上に迎えて、一般C21（名古屋ダート920m 小雨/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鋭く末脚を伸ばして、最後は2着のサトノスフィアを半馬身振り切って初白星を挙げた。

4月23日、中5週で迎えた5戦目は、山崎川特別（名古屋ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で塚本征吾騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた6戦目は、一般C22（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で塚本征吾騎手（2戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では自慢の末脚を爆発させて、最後は2着のフライングモンキーを半馬身振り切って圧倒的支持に応えた。

5月21日、中1週で迎えた7戦目は、音羽川特別（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で塚本征吾騎手（3戦2勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に敗れた。

6月4日、中1週で迎えた8戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で塚本征吾騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。

6月25日、中2週で迎えた9戦目は、一般C10（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で塚本征吾騎手（5戦2勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

7月9日、中1週で迎えた10戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、一般C9（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

7月23日、中1週で迎えた11戦目は、しんゆうすみこ結婚十周年記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は塚本征吾騎手（6戦2勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に敗れた。

8月21日、中3週で迎えた12戦目は、友森翔太郎騎手を鞍上に迎えて、一般C8（名古屋ダート920m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。

9月3日、中1週で迎えた13戦目は、阿久比川特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で友森翔太郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快に末脚を伸ばしてすんなりと抜け出し、最後は2着のマイネルアットーレに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

9月19日、中1週で迎えた14戦目は、鳴沢の滝特別（名古屋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は今井貴大騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

10月26日、中4週で迎えた15戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、さがけいば×ウエストうどん賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

11月8日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2 17（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた17戦目は、林悠翔騎手を鞍上に迎えて、一般C2 16（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に敗れた。