ブリリアントミノル（2011年生、母フェバリットガール）

ブリリアントミノル（2011年4月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「秀才＋冠名」。毛色は鹿毛。種牡馬のグラスワンダー（当時16歳）と交配したフェバリットガールが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）フジワラ・ファーム。戦績は、中央平地8戦0勝、中央障害8戦1勝、地方12戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2017年の障害4歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

松山康久厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2014年）

1月19日、デビュー戦は三浦皇成騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、緩やかなペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず6着に敗れた。

3月8日、中6週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で三浦皇成騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では脚が残っておらず16着に敗れた。

5月10日、中8週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。18頭立ての10番人気で17番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。最後はバタバタになってしまい17着に終わった。

6月7日、中3週で迎えた4戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 雨/不良）に出走。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

7月27日、中6週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた5戦目は、伊藤工真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

8月17日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた6戦目は、伴啓太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 雨/不良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを13番手で通過。直線ではいい脚を見せられず14着に終わった。

11月14日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から13kg戻して迎えた7戦目は、渡瀬和幸騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に終わった。

12月2日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた8戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

12月18日、中1週で迎えた9戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、クロスカレントに交わされて3馬身差の2着となった。

12月29日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は大山真吾騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が悪くなり7着に敗れた。

4歳（2015年）

1月16日、中2週で迎えた11戦目は、杉浦健太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったコホウノカガヤキに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

1月29日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は大山真吾騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

2月19日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は杉浦健太騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

3月12日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で杉浦健太騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

6月17日、約3か月の休養明けで迎えた15戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-5（門別ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るカガテディを自慢の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

7月21日、中4週で迎えた16戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石川倭騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に敗れた。

8月5日、中1週で迎えた17戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、フォルツァ☆サッポロ賞（門別ダート1600m 内回り晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のラウレアラテルネをクビ差振り切って2勝目を手に入れた。

8月20日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上C33 C41（門別ダート1500m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は石川倭騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るブライティアギャルを豪快な末脚でクビ差だけ差し切って勝利をモノにする

10月17日、中7週で迎えた19戦目は、3歳以上500万下の松浜特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は伊藤工真騎手（1戦0勝）。18頭立ての17番人気で11番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後はバタバタになってしまい17着に終わった。

12月12日、中7週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた20戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の犬山特別（中京芝1400m 曇/稍重）に出走。18頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚がパッとせず18着に終わった。

5歳（2016年）

4月17日、約4か月の休養明けで迎えた21戦目は、石神深一騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2750m 雨/良）に出走。14頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。10着に終わった。

7月3日、約2か月半の間隔を開けて迎えた22戦目は、蓑島靖典騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 曇/良）に出走。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月31日、中3週で迎えた23戦目は、鈴木慶太騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月4日、中4週で迎えた24戦目は、山本康志騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月18日、中1週で迎えた25戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 雨）に出走。鞍上は石神深一騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。4着を確保した。

10月15日、中3週で迎えた26戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石神深一騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月18日、中8週で迎えた27戦目は、障害3歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石神深一騎手（3戦0勝）。14頭立ての8番人気で大外14番ゲートからスタート。6着に終わった。

6歳（2017年）

2月4日、中6週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた28戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のアサクサゴールドをクビ差制して久方ぶりに白星を挙げた。