トウショウサクセス（1998年生、母ヌエボトウショウ）

トウショウサクセス（1998年5月1日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のメジロライアン（当時11歳）と交配したヌエボトウショウが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はトウショウ産業（株）トウショウ牧場。戦績は、中央平地17戦1勝、中央障害4戦0勝2着1回、地方3戦0勝。主な勝ち鞍は2001年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

渡辺栄厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2000年）

9月10日、デビュー戦は千田輝彦騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（札幌芝1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は484kg。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

9月16日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（札幌芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で千田輝彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

10月22日、中4週で迎えた3戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は減速してしまい13着に終わった。

11月11日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で角田晃一騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手に欠いて12着に終わった。

3歳（2001年）

3月10日、約4か月の休養明けで迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で角田晃一騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。ハナに立ち、ユッタリとしたペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて7着に終わった。

3月25日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で角田晃一騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて8着に敗れた。

4月7日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた7戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で角田晃一騎手（4戦0勝）。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚が止まってしまい14着に敗れた。

4月28日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で角田晃一騎手（5戦0勝）。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

5月21日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦のロベリア賞（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で角田晃一騎手（6戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく4着に終わった。

7月22日、中8週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた10戦目は、西原玲奈騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が悪くなり14着に終わった。

8月5日、中1週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で西原玲奈騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

8月26日、中2週で迎えた12戦目は、田中亮騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のタマモジョイに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

9月15日、中2週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1200m 雨/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田中亮騎手（1戦1勝）。16頭立ての9番人気で大外16番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後はガス欠状態になり15着に終わった。

10月7日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は角田晃一騎手（7戦0勝）。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではキレのいい末脚を繰り出し、5着に入り込んだ。

10月21日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で角田晃一騎手（8戦0勝）。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず11着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で角田晃一騎手（9戦0勝）。13頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で角田晃一騎手（10戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

12月1日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で角田晃一騎手（11戦0勝）。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に敗れた。

4歳（2002年）

4月21日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、久保田英敬騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 雨）に出走。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。11着に終わった。

4月27日、連闘で迎えた20戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で久保田英敬騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた21戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で久保田英敬騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月2日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた22戦目は、障害3歳以上未勝利（中京障害芝2800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で久保田英敬騎手（3戦0勝）。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。最後は、勝ったトウカイロッキーから7馬身差の2着となった。

5歳（2003年）

4月29日、約11か月の休養明けで馬体重を前走から28kg戻して迎えた23戦目は、岡島玉一騎手を鞍上に迎えて、日高銀聖特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月14日、中1週で迎えた24戦目は、十勝ワイン特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡島玉一騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。12着に終わった。