デリジェントハート（2004年生、母サクラシルフィード）

デリジェントハート（2004年2月22日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「勤勉な心、怠りない心」。毛色は鹿毛。種牡馬のグラスワンダー（当時9歳）と交配したサクラシルフィードが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は前川勝春。戦績は、中央平地4戦0勝、中央障害7戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、前川正美から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって525万円で落札された。2歳のとき、JRA日本中央競馬会から「JRAブリーズアップセールサラブレッド2歳」に上場され、大井田修によって2,205万円で落札された。

本間忍厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2006年）

9月30日、デビュー戦は勝浦正樹騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は424kg。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

3歳（2007年）

3月18日、約5か月半の休み明けで迎えた2戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では脚が残っておらず16着に終わった。

5月20日、中8週で馬体重を前走から24kg増やして迎えた3戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず15着に終わった。

6月17日、中3週で馬体重を前走から18kg絞って迎えた4戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。最後はガス欠状態になり15着に終わった。

9月2日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、金子光希騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。11着に終わった。

9月23日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、穂苅寿彦騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月16日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から8kg絞って迎えた7戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。5着を確保した。

4歳（2008年）

1月12日、中3週で迎えた8戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 雨）に出走。鞍上は2戦連続で大庭和弥騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。

3月15日、中8週で迎えた9戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で大庭和弥騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。3着に入った。

4月6日、中2週で迎えた10戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で大庭和弥騎手（3戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月5日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた11戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2770m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大庭和弥騎手（4戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。競走中止となった。