ニチドウラビューラ（1985年生、母ニチドウレディ）

ニチドウラビューラ（1985年4月19日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のニチドウタロー（当時9歳）と交配したニチドウレディが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は大平牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方11戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は1989年の一般B3ロ。

経歴

デビュー前

白井寿昭厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1988年）

2月27日、デビュー戦は増井裕騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（阪神ダート1200m 雨/稍重）に出走。馬体重は472kg。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を披露したが、3着に終わった。

3月6日、連闘で迎えた2戦目は、4歳新馬（阪神ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で増井裕騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

7月7日、約4か月の休み明けで迎えた3戦目は、菊池義昭騎手を鞍上に迎えて、4歳（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月20日、中5週で迎えた4戦目は、4歳（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菊池義昭騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4歳（1989年）

4月9日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、渡辺正治騎手を鞍上に迎えて、一般C3ロ（三条ダート1700m 曇/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のカツアオバに約12馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。

4月26日、中1週で迎えた6戦目は、一般C2（三条ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺正治騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイコールドルフから半馬身差の2着に敗北した。

5月21日、中3週で迎えた7戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、一般C1（新潟(地)ダート1600m 晴/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったアクセルザトップからアタマ差の2着に甘んじた。

6月4日、中1週で迎えた8戦目は、一般C1（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺正治騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったタフネスキングから2馬身半差の2着となった。

6月21日、中1週で迎えた9戦目は、一般B3ロ（三条ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺正治騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のダイコールドルフに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

7月12日、中2週で迎えた10戦目は、阿部充知騎手を鞍上に迎えて、一般B2（三条ダート1700m 雨/不良）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月31日、中6週で迎えた11戦目は、一般B3イ（三条ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は渡辺正治騎手（4戦2勝）。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月27日、中3週で迎えた12戦目は、一般B2ロ（新潟(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺正治騎手（5戦2勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月4日、中4週で迎えた13戦目は、一般B3イ（新潟(地)ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は向山牧騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に敗れた。