マックアルイーン（2022年生、母Euthenia）

マックアルイーン（2022年2月7日）は、アイルランドで生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「父の出身である愛国の神話に出てくる剣の名。鋭い切れ味を期待して」。毛色は鹿毛。種牡馬のBlue Point（当時8歳）と交配したEutheniaが2023歳のときに産んだ仔が本馬である。2024年のもみじステークス(オープン)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

木村哲也厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

9月1日、デビュー戦はC.ルメール騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は518kg。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のアッケシに3馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

10月13日、中5週で迎えた2戦目は、2歳オープンのもみじステークス（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でC.ルメール騎手（1戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず3着に敗れた。

3歳（2025年）

3月16日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた3戦目は、3歳1勝クラス（中山芝1200m 外回り雨/重）に出走。鞍上は3戦連続でC.ルメール騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

4月20日、中4週で迎えた4戦目は、3歳1勝クラス（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続でC.ルメール騎手（3戦1勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るカウンターセブンを豪脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて2勝目を挙げた。

6月29日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、3歳以上2勝クラスの郡山特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続でC.ルメール騎手（4戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではきっちりと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のヴァンヴィーヴを半馬身振り切って順当に勝利した。

9月7日、中9週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた6戦目は、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスのセプテンバーステークス（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続でC.ルメール騎手（5戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、抜け出したルージュラナキラに3/4馬身届かず2着に敗北した。

11月23日、約2か月半の間隔を開けて迎えた7戦目は、3歳以上3勝クラスの醍醐ステークス（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続でC.ルメール騎手（6戦3勝）。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に敗れた。