ラクロアクリスエス（2015年生、母ハイレイヤー）

ラクロアクリスエス（2015年2月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「十字（仏）＋母父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のタートルボウル（当時13歳）と交配したハイレイヤーが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地6戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2018年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

当歳のとき、ノーザンファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、辻高史によって1,350万円で落札された。

庄野靖志厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2017年）

8月6日、デビュー戦はK.ティータン騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は498kg。13頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

8月27日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、T.クウィリー騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌芝1800m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて11着に終わった。

9月17日、中2週で迎えた3戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では天資の負けん気を発揮してゴールまで力戦したが、3着に終わった。

10月15日、中3週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（京都ダート1800m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、抜け出したブルヴェルソンを差し切れず、1馬身1/4差の2着となった。

3歳（2018年）

1月14日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（2戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るメイショウダブルを途轍もない末脚で交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて初勝利を挙げた。

2月11日、中3週で迎えた6戦目は、3歳500万下（京都ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で岩田康誠騎手（3戦1勝）。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では末脚が冴えず14着に終わった。