マウンテンピート（1995年生、母ハルナシロー）

マウンテンピート（1995年5月6日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のシェリフズスター（当時10歳）と交配したハルナシローが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（株）西山牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方13戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は1997年のフレッシュチャレンジ。

経歴

デビュー前

桑原義光厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1997年）

7月17日、デビュー戦は広森久雄騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のコウショウイチバンに8馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月6日、中6週で迎えた2戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（札幌芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいいところがなく9着に敗れた。

10月15日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、3歳（岩見沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は広森久雄騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のノーアリバティーに半馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

3歳（1998年）

7月6日、約9か月の休み明けで馬体重を前走からさらに13kg増やして迎えた4戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったミラーズミガに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

8月8日、中4週で迎えた5戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のキタノモーメントに2馬身の差をつけて優勝

8月28日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦のはまゆう特別（大井ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

9月13日、中1週で迎えた7戦目は、一般C1七（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見事な伸び脚で追い上げたが、抜け出したコズミックガールに半馬身届かず2着に敗北した。

10月1日、中2週で迎えた8戦目は、やぎ座特別（大井ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

10月28日、中3週で迎えた9戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、ぎょしゃ座特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。

4歳（1999年）

2月26日、約4か月の休養明けで迎えた10戦目は、一般C1四五（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

3月22日、中2週で迎えた11戦目は、一般C1五六（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

4月14日、中2週で迎えた12戦目は、一般C1六（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂井英光騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず13着に敗れた。

5月6日、中2週で迎えた13戦目は、一般C1六七八（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で坂井英光騎手（4戦0勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では鬼脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のレオスナイパーを半馬身振り切って4勝目を手中に収めた。

5月30日、中2週で迎えた14戦目は、かに座特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で坂井英光騎手（5戦1勝）。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。