タケノマーキュリ(2002年生、母タケノアテネ)

Takeno Mercury

2002.04.22

タケノマーキュリ(2002年4月22日)は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のスキャターザゴールド(当時5歳)と交配したタケノアテネが16歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は武岡農場。戦績は、地方30戦3勝。2005年のフロイラインカップ(牝地方重賞)に勝利した他、2005年の水無月特別を制するなどの活躍をした。

プロフィール

基本情報

通算成績
30戦3勝 [3-0-1-26/30]
総賞金国内
370万円
生年月日
2002年4月22日
出生国
日本
品種
サラブレッド
性別
毛色
黒鹿毛
厩舎
角川秀樹北海道
馬主
武岡大佶
生産者
武岡農場
セール落札価格
21万円
ジェイエス繁殖馬セール サラブレッド 繁殖牝馬
抹消情報
地方:2007年10月1日抹消

性質分析

距離適性
コース適正
ダート
馬場適正
高速
低速
成長
早熟
晩成
馬体重
脚質
逃げ
追込
出脚
スタミナ
少ない
豊富
出走回数
少ない
多い

回収率

91%単勝回収率91%単勝回収率31%複勝回収率31%複勝回収率※国内のみ。

パフォーマンス分析

勝利時最大着差国内
3/4馬身

ベストレース

レース名
フロイラインカップ
日付/馬齢
2005年6月30日/3歳
コース
札幌(地)ダート1700m
着順
1着
人気
2番人気
馬番/頭数
10番/13頭
天候
17.9℃
馬場状態/馬場速度
/極遅
レースラップ
平均=13.1
通過順位
11-13-12-6
馬体重増減
482kg0
出走間隔
中1週
騎手斤量
服部茂史53.0kg

血統

概要

母のタケノアテネは中央平地8戦0勝2着2回。祖母のタケノアレグロは中央平地21戦1勝2着3回。曾祖母のヒンドバースは中央平地23戦2勝2着4回。父のスキャターザゴールドは海外7戦2勝。

近親馬

※活躍馬のみ。

産駒

7代内クロス

種別馬名クロス血量
PharosFairway7*7×7*7*73.9%
Native Dancer4*6×320.31%
Nasrullah5*7×5*510.15%
Nearco6*6×6*66.25%
Blenheim7×6*7*73.9%
Whisk Broom7×71.56%
牡STeddy6*72.34%
牡SOlympia7*71.56%
牡MDark Legend6*72.34%
牡MBlandford7*7*7*7*73.9%
牡MSpearmint7*71.56%
Plucky Liege7×62.34%
※き=ぜんきょうだいクロス。牡=牡馬クロス。牝=牝馬クロス。S=父系内のみ。M=母系内のみ。

レース成績

日付
コース
レース名
1着馬2着馬着差
/頭数
馬番
騎手
斤量
オッズ
人気
通過順位
上がり/前3F
馬体重
増減
指数
9/13
8枠12番
6人
11-12-13-13
38.5
490
+2
2006/10/18札幌(地)
ダ1700m
5/14
4枠5番
7人
13-13-12-11
39.9
488
+2
2006/10/03旭川
ダ1600m
6/9
1枠1番
4人
7-7-7-7
40.1
486
+2
5/12
4枠4番
3人
11-11-9-9
40.0
484
0
10/11
3枠3番
6人
10-10-11-10
38.7
484
+8
2006/08/23旭川
ダ1600m
7/10
8枠9番
3人
8-8-8-8
40.5
476
0
7/11
1枠1番
5人
10-10-10-10
40.1
476
-4
2006/07/25旭川
ダ1600m
3/9
8枠9番
8人
7-7-6-3
38.7
480
+2
2006/07/11旭川
ダ1600m
5/10
8枠11番
8人
7-7-9-7
38.6
478
-4
2006/06/28札幌(地)
ダ1700m
14/14
8枠13番
6人
8-9-6-11
40.4
482
-8
2006/06/15札幌(地)
ダ1700m
9/11
5枠5番
11人
11-11-11-10
40.7
490
+6
2006/06/01札幌(地)
ダ1700m
12/12
8枠11番
7人
12-12-12-12
41.2
484
+4
2006/05/16札幌(地)
ダ1700m
8/12
5枠5番
8人
10-12-10-8
38.7
480
-4
2006/05/05札幌(地)
ダ1700m
7/13
1枠1番
8人
10-11-10-8
39.4
484
-6
5/14
8枠13番
13人
13
41.3
490
+2
7/16
5枠10番
8人
14
39.4
488
-6
11/13
7枠10番
7人
9
39.8
494
-4
6/9
7枠9番
4人
8
39.8
498
+20
2005/08/11旭川
ダ1600m
6/13
5枠6番
5人
478
-6
2005/07/14旭川
ダ1500m
6/11
6枠8番
1人
484
+2
2005/06/30札幌(地)
ダ1700m
1/13
7枠10番
2人
11-13-12-6
482
0
2005/06/14札幌(地)
ダ1700m
1/7
7枠7番
4人
6-4-3-3
482
-4
2005/06/02札幌(地)
ダ1700m
9/12
5枠6番
7人
12-12-12-10
486
0
2005/05/18札幌(地)
ダ1700m
4/11
4枠4番
4人
486
+2
2005/05/04札幌(地)
ダ1700m
4/10
8枠10番
7人
484
-6
2005/04/21札幌(地)
ダ1700m
8/12
4枠4番
7人
11-11-11-11
490
+26
2004/11/10門別
ダ1800m
13/14
6枠10番
13人
464
-8
10/11
6枠6番
7人
472
-6
2004/09/28旭川
ダ1600m
10/13
8枠12番
4人
478
+22
1/8
8枠8番
2人
456
※直前に感嘆符!が付いている値は非公式の概算値。上がりタイムのハッシュ#の直後に続く数値は上がり順位。

経歴

デビュー前

8歳のとき、武岡牧場から「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場され、永村侑によって21万円で落札された。

角川秀樹厩舎(北海道)へ入厩。

2歳(2004年)

7月1日、デビュー戦は宮崎光行騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ旭川ダート1500m 曇/重)に出走。馬体重は456kg。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のウォークドントランに3/4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月28日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から22kg増やして迎えた2戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのタニノギムレット賞旭川ダート1600m 晴/稍重)に出走。13頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。10着に敗れた。

10月26日、中3週で迎えた3戦目は、藤倉寛幸騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのティンバーカントリー賞門別ダート1800m 曇/良)に出走。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた4戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのグラスワンダー賞門別ダート1800m 曇/稍重)に出走。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。13着に終わった。

3歳(2005年)

4月21日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた5戦目は、3歳オープンの陽春特別札幌(地)ダート1700m 曇/良)に出走。鞍上は藤倉寛幸騎手(1戦0勝)。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦の大通公園特別札幌(地)ダート1700m 曇/良)に出走。鞍上は服部茂史騎手(1戦0勝)。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦の西岡公園特別札幌(地)ダート1700m 雨/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手(2戦0勝)。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた8戦目は、3歳地方重賞の春霞賞札幌(地)ダート1700m 晴/良)に出走。鞍上は宮崎光行騎手(1戦1勝)。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず9着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた9戦目は、3歳オープンの水無月特別札幌(地)ダート1700m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手(2戦1勝)。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るテンテンを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って1着ゴールを果たした。

6月30日、中1週で迎えた10戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のフロイラインカップ札幌(地)ダート1700m 晴/良)に出走。鞍上は服部茂史騎手(3戦0勝)。13頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のドリームチャッターをクビ差振り切って3勝目を手中に収めた。

7月14日、中1週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞の華月賞旭川ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は宮崎光行騎手(3戦2勝)。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月11日、中3週で迎えた12戦目は、3歳地方重賞の王冠賞旭川ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手(4戦2勝)。13頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月11日、中8週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた13戦目は、レギュラーメンバー賞旭川ダート1600m 晴/重)に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手(5戦2勝)。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月25日、中1週で迎えた14戦目は、渋谷裕喜騎手を鞍上に迎えて、静内町軽種馬生産振興会特別門別ダート2000m 晴/稍重)に出走。13頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。11着に敗れた。

11月8日、中1週で迎えた15戦目は、岡島玉一騎手を鞍上に迎えて、日本軽種馬登録協会特別門別ダート2000m 曇/重)に出走。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4歳(2006年)

4月20日、約5か月半の休み明けで迎えた16戦目は、小野望騎手を鞍上に迎えて、みついし農業協同組合特別門別ダート1800m 曇/良)に出走。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。

5月5日、中1週で迎えた17戦目は、カルビーポテト特別札幌(地)ダート1700m 曇/良)に出走。鞍上は2戦連続で小野望騎手(1戦0勝)。13頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた18戦目は、トウカイテイオー賞札幌(地)ダート1700m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で小野望騎手(2戦0勝)。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた19戦目は、マイネルセレクト賞札幌(地)ダート1700m 曇/良)に出走。鞍上は4戦連続で小野望騎手(3戦0勝)。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた20戦目は、胆振軽種馬農業協同組合特別札幌(地)ダート1700m 雨/稍重)に出走。鞍上は5戦連続で小野望騎手(4戦0勝)。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた21戦目は、発寒特別札幌(地)ダート1700m 晴/稍重)に出走。鞍上は宮崎光行騎手(6戦2勝)。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場なく14着に敗れた。

7月11日、中1週で迎えた22戦目は、ホワイトマズル賞旭川ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は小野望騎手(5戦0勝)。10頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月25日、中1週で迎えた23戦目は、千葉津代士騎手を鞍上に迎えて、北海道競馬記者クラブ特別旭川ダート1600m 晴/良)に出走。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

8月9日、中1週で迎えた24戦目は、キリン極烏ジュピターカップ特別旭川ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は小野望騎手(6戦0勝)。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月23日、中1週で迎えた25戦目は、サクラプレジデント賞旭川ダート1600m 雨/稍重)に出走。鞍上は宮崎光行騎手(7戦2勝)。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月6日、中1週で迎えた26戦目は、ふらのにんじん特別旭川ダート1600m 曇/稍重)に出走。鞍上は服部茂史騎手(4戦1勝)。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。10着に敗れた。

9月20日、中1週で迎えた27戦目は、コールサック特別旭川ダート1600m 晴/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手(5戦1勝)。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月3日、中1週で迎えた28戦目は、アルキオネ特別旭川ダート1600m 晴/稍重)に出走。鞍上は3戦連続で服部茂史騎手(6戦1勝)。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月18日、中1週で迎えた29戦目は、オーガニック北海道特別札幌(地)ダート1700m 晴/良)に出走。鞍上は4戦連続で服部茂史騎手(7戦1勝)。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、5着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた30戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、むかわカネダイ大野ししゃも特別札幌(地)ダート1700m 晴/良)に出走。13頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では決め手が足りず9着に敗れた。