トウカイマスター（1996年生、母トウカイローズ）

経歴

デビュー前

中村均厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1998年）

10月10日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は430kg。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が悪くなり6着に終わった。

11月1日、中2週で迎えた2戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（東京ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手に欠いて8着に敗れた。

11月21日、中2週で迎えた3戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、4着に終わった。

12月6日、中1週で迎えた4戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1800m 晴/稍重）に出走。13頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。先手を取り、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のマイネルヘルメスに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

12月20日、中1週で迎えた5戦目は、2歳オープンの中京3歳ステークス（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西田雄一郎騎手（1戦1勝）。13頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず7着に終わった。

3歳（1999年）

1月10日、中2週で迎えた6戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下の福寿草特別（京都芝2000m 曇/良）に出走。15頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では全く伸びず11着に終わった。

1月31日、中2週で迎えた7戦目は、4歳500万下のセントポーリア賞（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は木幡初広騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ6着に敗れた。

2月13日、中1週で迎えた8戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のゆりかもめ賞（東京芝2400m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、後続との差を2馬身以上保って、スローペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って6着に終わった。

3月7日、中2週で迎えた9戦目は、河北通騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のふきのとう特別（中京芝1800m 小雨/稍重）に出走。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は垂れてしまい8着に敗れた。

3月28日、中2週で迎えた10戦目は、飯田祐史騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（阪神芝2000m 曇/良）に出走。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に敗れた。

4月24日、中3週で迎えた11戦目は、4歳500万下のゆきつばき賞（新潟芝2000m 外回り曇/良）に出走。鞍上は木幡初広騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着を確保した。

5月16日、中2週で迎えた12戦目は、4歳500万下のこけもも賞（新潟芝2200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が上がってしまい8着に終わった。

5月22日、連闘で迎えた13戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のくちなし賞（東京芝2400m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり6着に終わった。

7月17日、中7週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下の八甲田山特別（函館芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は木幡初広騎手（4戦0勝）。13頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、かなり緩いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず5着に敗れた。

8月1日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（函館芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（5戦0勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。最後は脚勢が悪くなり6着に敗れた。