ヤマニンメモリー（1987年生、母ヤマニンパベー）

Yamanin Memory

1987.04.08

ヤマニンメモリー（1987年4月8日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のプルラリズム（当時7歳）と交配したヤマニンパベーが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は廣田 光夫。戦績は、中央平地14戦1勝。主な勝ち鞍は1989年の3歳新馬(牝)。

経歴

デビュー前

浅見国一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1989年）

11月25日、デビュー戦は安田隆行騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中京芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。14頭立ての5番人気で大外14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

12月9日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳新馬（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田隆行騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るデーエスリニアを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（1990年）

1月6日、中3週で迎えた3戦目は、牝馬限定3歳オープンのKBS京都紅梅賞（京都芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で安田隆行騎手（2戦1勝）。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に敗れた。

1月27日、中2週で迎えた4戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定4歳500万下の寒桜賞（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

2月18日、中2週で迎えた5戦目は、田原成貴騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のこぶし賞（阪神芝1600m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

3月11日、中2週で迎えた6戦目は、4歳500万下のはなのき賞（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は安田隆行騎手（3戦1勝）。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に敗れた。

6月9日、約3か月の休養明けで迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳500万下（阪神芝1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で安田隆行騎手（4戦1勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではキレのある末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

6月30日、中2週で迎えた8戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定4歳500万下のすいれん賞（中京芝1800m 雨/良）に出走。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に終わった。

7月8日、連闘で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳500万下（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は安田隆行騎手（5戦1勝）。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではキレのある末脚を発揮したが、5着に終わった。

12月15日、約5か月半の休養明けで迎えた10戦目は、4歳以上500万下（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田隆行騎手（6戦1勝）。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず10着に敗れた。

4歳（1991年）

1月7日、中2週で迎えた11戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安田隆行騎手（7戦1勝）。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず13着に終わった。

1月26日、中2週で迎えた12戦目は、須崎昇騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉芝1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず8着に敗れた。

2月16日、中2週で迎えた13戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（小倉芝1000m 曇/重）に出走。鞍上は安田隆行騎手（8戦1勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に終わった。

3月2日、中1週で迎えた14戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で安田隆行騎手（9戦1勝）。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では伸びあぐねて13着に敗れた。