シロキタトウコン（2001年生、母コガネテスコ）

シロキタトウコン（2001年3月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋闘魂　戦い抜く激しい意気込み」。毛色は青鹿毛。種牡馬のジェニュイン（当時9歳）と交配したコガネテスコが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）門別ファーム。戦績は、中央平地14戦2勝、中央障害9戦1勝。主な勝ち鞍は2005年の4歳以上500万下。

経歴

デビュー前

佐山優厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2004年）

3月13日、デビュー戦は角田晃一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は516kg。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のロードフュージョンに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3月28日、中1週で迎えた2戦目は、3歳500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で角田晃一騎手（1戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

4月10日、中1週で迎えた3戦目は、3歳500万下のアザレア賞（阪神芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で角田晃一騎手（2戦1勝）。13頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず13着に敗れた。

4月18日、連闘で迎えた4戦目は、3歳500万下の君子蘭賞（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で角田晃一騎手（3戦1勝）。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

5月1日、中1週で迎えた5戦目は、3歳500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で角田晃一騎手（4戦1勝）。15頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に敗れた。

12月4日、約7か月の休み明けで迎えた6戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

4歳（2005年）

1月9日、中4週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は角田晃一騎手（5戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はバタバタになってしまい7着に敗れた。

1月29日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で角田晃一騎手（6戦1勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚が残っておらず10着に敗れた。

2月13日、中1週で迎えた9戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では最後まで息が続かず12着に終わった。

3月12日、中3週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は藤岡佑介騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして、最後は2着のテンザンチーフをクビ差振り切って2勝目を手に入れた。

4月3日、中2週で迎えた11戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1000万下の播磨特別（阪神芝1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。18頭立ての15番人気で大外18番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が上がってしまい16着に終わった。

4月17日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上1000万下の渡利特別（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は角田晃一騎手（7戦1勝）。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は一杯になって14着に終わった。

5月7日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上1000万下（京都ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は藤田伸二騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が悪くなり15着に終わった。

10月15日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた14戦目は、田中亮騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 雨）に出走。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。12着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた15戦目は、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で田中亮騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月19日、中2週で迎えた16戦目は、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で田中亮騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月11日、中2週で迎えた17戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は4戦連続で田中亮騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。競走中止となった。

5歳（2006年）

1月22日、中5週で迎えた18戦目は、高田潤騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2930m 晴）に出走。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。10着に敗れた。

2月4日、中1週で迎えた19戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2930m 晴）に出走。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8月26日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた20戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺薫彦騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で大外15番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では決め手に欠いて14着に終わった。

9月23日、中3週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた21戦目は、障害3歳以上未勝利（中京障害芝2800m 晴/良）に出走。鞍上は田中亮騎手（4戦0勝）。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月1日、連闘で迎えた22戦目は、障害3歳以上未勝利（中京障害芝2800m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中亮騎手（5戦0勝）。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のニホンピロブレイブに3馬身半の差をつけて久方ぶりに白星を挙げた。

10月28日、中3週で迎えた23戦目は、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で田中亮騎手（6戦1勝）。14頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。11着に終わった。