グローバルミスズ（1989年生、母エリモチキータ）

経歴

デビュー前

新井仁厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1992年）

1月6日、デビュー戦は久保敏文騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1400m 雨/重）に出走。馬体重は442kg。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のマヤノニチリンを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

2月16日、中5週で迎えた2戦目は、4歳500万下の萌黄賞（小倉芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で久保敏文騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のキタケイコーをアタマ差振り切って2勝目を挙げた。

3月15日、中3週で迎えた3戦目は、牝馬限定3歳オープンのチューリップ賞（阪神芝1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で久保敏文騎手（2戦2勝）。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はバタバタになってしまい11着に敗れた。

5月23日、中9週で迎えた4戦目は、牝馬限定3歳オープンのカーネーションカップ（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で久保敏文騎手（3戦2勝）。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい16着に終わった。

6月27日、中4週で迎えた5戦目は、加用正騎手を鞍上に迎えて、4歳900万下のゆうすげステークス（中京芝1200m 曇/良）に出走。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

7月19日、中2週で迎えた6戦目は、4歳以上900万下の雲仙特別（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で加用正騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では天資の負けん気を発揮してゴールまで力戦し、5着に入り込んだ。

8月22日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、柿元嘉和騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上900万下の飯豊特別（新潟芝1400m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天授の敢闘精神でゴールまで頑張り、5着を確保した。

10月4日、中5週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた8戦目は、牝馬限定3歳G3のサファイヤステークス（阪神芝2000m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は久保敏文騎手（4戦2勝）。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

10月24日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた9戦目は、土肥幸広騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の鞍馬特別（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。

11月15日、中2週で迎えた10戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下のラジオ福島賞（福島芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は柿元嘉和騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

12月6日、中2週で迎えた11戦目は、A.クルーズ騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の’92ゴールデンサドルトロフィー（阪神芝1600m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

4歳（1993年）

2月28日、約3か月の間隔を開けて迎えた12戦目は、田島裕和騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。13頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

3月14日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた13戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の宗像特別（小倉芝1200m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は柿元嘉和騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に敗れた。

4月18日、中4週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた14戦目は、5歳以上900万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は田島裕和騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では末脚が振るわず15着に終わった。

5月1日、中1週で迎えた15戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で田島裕和騎手（2戦0勝）。15頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり10着に終わった。

6歳（1995年）

6月3日、約25か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた16戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1000m 雨/良）に出走。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

7月29日、中7週で迎えた17戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。

8月26日、中3週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた18戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田浩一騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず8着に敗れた。

9月9日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた19戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田浩一騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず11着に敗れた。

9月23日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上500万下の深草特別（京都芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田浩一騎手（3戦0勝）。18頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では脚を伸ばせず16着に終わった。