サイレントミニスタ（2021年生、母フォーマルアプローバル）

サイレントミニスタ（2021年3月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「寡黙な公使」。毛色は鹿毛。種牡馬のワールドエース（当時12歳）と交配したフォーマルアプローバルが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は川島牧場。主な勝ち鞍は2024年の六甲山特別。

経歴

デビュー前

杉山佳明厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2024年）

1月14日、デビュー戦は川又賢治騎手を鞍上に据えて、3歳戦のメイクデビュー京都（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。15頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

1月20日、連闘で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川又賢治騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

3月3日、中5週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で川又賢治騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入った。

3月10日、連闘で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川又賢治騎手（3戦0勝）。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず11着に敗れた。

6月23日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、秋山稔樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 小雨/不良）に出走。15頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では末脚が冴えず12着に終わった。

8月1日、中5週で馬体重を前走からさらに11kg増やして迎えた6戦目は、鷲頭虎太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の六甲山特別（園田ダート1870m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のロイドバローズに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月7日、中4週で迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（中京ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鷲頭虎太騎手（1戦1勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

9月16日、連闘で迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（中京ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鷲頭虎太騎手（2戦1勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。