サクラヴィグール（2021年生、母ブリリアントスター）

サクラヴィグール（2021年5月16日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+力強さ(仏)」。毛色は栗毛。種牡馬のワールドエース（当時12歳）と交配したブリリアントスターが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は谷岡牧場。主な勝ち鞍は2024年の財部7ハロン(C3三)。

経歴

デビュー前

清水久詞厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2024年）

6月2日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（京都芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は486kg。17頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では伸びが鈍く14着に終わった。

6月23日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都芝2200m 外回り小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（1戦0勝）。18頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では伸びあぐねて16着に終わった。

7月25日、中4週で迎えた3戦目は、中田貴士騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

8月22日、中3週で迎えた4戦目は、大山龍太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

10月24日、中8週で迎えた5戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は中田貴士騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず6着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中田貴士騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったウィリデシルバに詰め切れず、8馬身差の2着となった。

11月20日、中1週で迎えた7戦目は、財部7ハロン（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中田貴士騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のイヤーズストレイトに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月4日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で中田貴士騎手（4戦1勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではキレのある末脚を発揮し、3着に入った。

4歳（2025年）

1月14日、中5週で迎えた9戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で中田貴士騎手（5戦1勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に敗れた。

1月30日、中1週で迎えた10戦目は、佐良和7ハロン（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で中田貴士騎手（6戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。

2月20日、中2週で迎えた11戦目は、がんばれ!イグナイターinサウジ（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で中田貴士騎手（7戦1勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に終わった。

3月13日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で中田貴士騎手（8戦1勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

4月2日、中2週で迎えた13戦目は、ミヤコワスレ賞（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は大山龍太郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではものすごい伸び脚を見せたが、勝ったイーシャにねじ伏せられて3馬身差の2着となった。

6月13日、中9週で迎えた14戦目は、石堂響騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に終わった。

7月3日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石堂響騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のヤクジンミョウオウを3/4馬身振り切って2勝目を挙げた。

10月17日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた16戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石堂響騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に敗れた。

11月4日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた17戦目は、3歳以上C3（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で石堂響騎手（3戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目覚ましい伸び脚で驀進したが、伸びてきたスマートキャノン決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。

11月20日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石堂響騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。