コトブキアイホープ（1988年生、母アイウインパーク）

コトブキアイホープ（1988年5月1日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のウインホープ（当時10歳）と交配したアイウインパークが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は長谷部牧場。戦績は、中央平地3戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1990年のアラ系3歳未勝利。

経歴

デビュー前

菅谷禎高厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1990年）

9月9日、デビュー戦は田島良保騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、逃げるセルリアンレッドを差し切れず、3馬身差の2着となった。

9月15日、連闘で迎えた2戦目は、アラ系3歳未勝利（中京ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田島良保騎手（1戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のマリンホープに3馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

10月14日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、菅谷正巳騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳400万下（京都ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したトリノハナコを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。