ディアドクター（1987年生、母Adele Toumignon）

ディアドクター（1987年5月12日）は、フランスで生まれた競走馬、種牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のクリスタルグリツターズ（当時7歳）と交配したAdele Toumignonが17歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地1戦0勝、海外31戦8勝。1992年のアーリントンミリオン(米・G1)に勝利した他、1992年のマンノウォーステークス(米・G1)で2着に入るなど、G1級競走1勝を含む重賞5勝を挙げた。

経歴

3歳（1990年）

6月5日、4頭立てのレースに臨んだ。4着に敗れた。

7月17日、G.モッセ騎手を鞍上に迎えて、6頭立てのレースに臨んだ。6着に敗れた。

8月18日、A.クルーズ騎手を鞍上に迎えて、16頭立てのレースに臨んだ。3着に終わった。

9月23日、8頭立てのレースに臨んだ。最後は、2着のClairwilに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月6日、G2のドラール賞（フランス・ロンシャン芝2000m）に出走。重賞競走への出走は初となった。11頭立ての10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4歳（1991年）

3月19日、C.アスムッセン騎手を鞍上に迎えて、G3のエクスベリー賞（フランス・サン＝クルー芝2000m）に出走。12頭立ての7番ゲートからスタート。最後は、勝ったLearivaから短クビ差の2着に惜敗した。

4月7日、G2のアルクール賞（フランス・ロンシャン芝2000m）に出走。鞍上は2戦連続でC.アスムッセン騎手（1戦0勝）。9頭立てのレースに臨んだ。3着に終わった。

4月28日、G1のガネー賞（フランス・ロンシャン芝2100m）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続でC.アスムッセン騎手（2戦0勝）。7頭立てのレースに臨んだ。3着に敗れた。

5月20日、G2のジャンドゥショードネ賞（フランス・サン＝クルー芝2400m）に出走。鞍上は4戦連続でC.アスムッセン騎手（3戦0勝）。6頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のPassing Saleに1馬身半の差をつけて重賞初制覇を果たした。

6月21日、G2のハードウィックステークス（イギリス・アスコット芝2406m）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月6日、4頭立てのレースに臨んだ。最後は、勝ったSolar Splendourからクビ差の2着に惜敗した。

11月2日、G1のブリーダーズカップ・ターフ（アメリカ合衆国・チャーチルダウンズ芝2414m）に出走。鞍上はC.アスムッセン騎手（4戦1勝）。13頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。11着に終わった。

5歳（1992年）

4月12日、G3のゲルゼンケルヒナーヴィルトチャフト大賞（ドイツ・ゲルゼンキルヒェン芝2000m）に出走。鞍上は2戦連続でC.アスムッセン騎手（5戦1勝）。12頭立てのレースに臨んだ。最後は、2着のHondo Mondoに3馬身の差をつけて重賞2勝目を挙げた。

4月25日、鞍上は3戦連続でC.アスムッセン騎手（6戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のRed Bishopに1馬身半の差をつけて同レース2勝目を挙げた。

5月16日、G2のジャンドゥショードネ賞（フランス・サン＝クルー芝2400m）に出走。鞍上は4戦連続でC.アスムッセン騎手（7戦3勝）。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のヴェールタマンドに3/4馬身の差をつけて連覇達成

8月2日、G1のバイエルンツフトレネン（ドイツ・ミュンヘン芝2000m）に出走。鞍上は5戦連続でC.アスムッセン騎手（8戦4勝）。7頭立てのレースに臨んだ。4着に敗れた。

9月6日、G1のアーリントンミリオン（アメリカ合衆国・アーリントンパークオールウェザー2012m）に出走。鞍上は6戦連続でC.アスムッセン騎手（9戦4勝）。12頭立ての2番ゲートからスタート。最後は、2着のSky Classicをアタマ差制して初のG1タイトルを獲得した。

9月19日、G1のマンノウォーステークス（アメリカ合衆国・ベルモントパーク芝2213m）に出走。鞍上は7戦連続でC.アスムッセン騎手（10戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されてレースに臨んだ。最後は、勝ったSolar Splendourから3/4馬身差の2着に敗北した。

10月4日、G1の凱旋門賞（フランス・ロンシャン芝2400m）に出走。鞍上は8戦連続でC.アスムッセン騎手（11戦5勝）。18頭立ての8番ゲートからスタート。10着に敗れた。

11月29日、G1のジャパンカップ（東京芝2400m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続でC.アスムッセン騎手（12戦5勝）。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入った。

6歳（1993年）

4月4日、G2のアルクール賞（フランス・ロンシャン芝2000m）に出走。鞍上は10戦連続でC.アスムッセン騎手（13戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったMarildoからアタマ差の2着に甘んじた。

5月2日、G1のガネー賞（フランス・ロンシャン芝2100m）に出走。鞍上は11戦連続でC.アスムッセン騎手（14戦5勝）。8頭立てのレースに臨んだ。4着に敗れた。

5月23日、11頭立てのレースに臨んだ。0着に敗れた。

7月4日、G1のサンクルー大賞（フランス・サン＝クルー芝2400m）に出走。鞍上はC.アスムッセン騎手（15戦5勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月29日、C.ブラック騎手を鞍上に迎えて、G1のアーリントンミリオン（アメリカ合衆国・アーリントンパークオールウェザー2012m）に出走。8頭立てのレースに臨んだ。4着に敗れた。

9月18日、G.スティーヴンス騎手を鞍上に迎えて、G1のマンノウォーステークス（アメリカ合衆国・ベルモントパーク芝2213m）に出走。8頭立ての4番人気でレースに臨んだ。4着に敗れた。

10月17日、J.サントス騎手を鞍上に迎えて、G1のロスマンズインターナショナル（カナダ・ウッドバインオールウェザー2414m）に出走。11頭立ての4番人気でレースに臨んだ。7着に敗れた。