ジャサルディア（2022年生、母ミスエルテ）

ジャサルディア（2022年4月29日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「スペインのサン・セバスティアンで開催されるジャズフェスティバル名」。毛色は鹿毛。種牡馬のキズナ（当時12歳）と交配したミスエルテが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2025年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

萩原清厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2025年）

2月2日、デビュー戦は池添謙一騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京芝1600m 小雨/良）に出走。馬体重は472kg。16頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では切れ味光る末脚を発揮したが、4着に終わった。

5月25日、約3か月半の休み明けで迎えた2戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 曇/稍重）に出走。18頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では矢のように疾駆したが、抜け出したバンブルビーを差し切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

6月21日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でC.ルメール騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、グングンと終いの脚を伸ばして、最後は2着のフィーユチャンに1馬身3/4の差をつけて未勝利戦を制した。

10月5日、約3か月半の休養明けで迎えた4戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京芝1800m 曇/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るガラクを交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて2勝目を手中に収めた。

11月29日、中7週で迎えた5戦目は、3歳以上2勝クラス（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったアンパドゥに詰め切れず、2馬身差の2着となった。