ニシノバラモン（2001年生、母ブランドセレナーデ）

ニシノバラモン（2001年5月9日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋婆羅門教から、最高位　頂点に立ってほしい」。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラチトセオー（当時11歳）と交配したブランドセレナーデが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（株）西山牧場。戦績は、中央平地10戦0勝、地方5戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2005年の一般C3六七。

経歴

デビュー前

藤原英昭厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2004年）

3月20日、デビュー戦は赤木高太郎騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 小雨/良）に出走。馬体重は502kg。13頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では全く伸びず8着に終わった。

4月3日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で赤木高太郎騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず8着に敗れた。

4月25日、中2週で迎えた3戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。敢然と端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

6月13日、中6週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で芹沢純一騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい15着に敗れた。

9月26日、約3か月半の休み明けで迎えた5戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。13頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に終わった。

4歳（2005年）

1月26日、約4か月の休養明けで迎えた6戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、4歳（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛進したが、オンワードタトゥに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

2月11日、中1週で迎えた7戦目は、一ノ瀬亨騎手を鞍上に迎えて、4歳（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

7月6日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた8戦目は、一般C3六七（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で一ノ瀬亨騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい9着に敗れた。

7月28日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた9戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、一般C3五六（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。端を奪う形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

8月19日、中2週で迎えた10戦目は、一般C3六七（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るエンジェルハピネスを交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

9月17日、中3週で迎えた11戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が悪くなり11着に終わった。

10月9日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下（東京芝2000m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は垂れてしまい14着に終わった。

11月6日、中3週で迎えた13戦目は、鹿戸雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/良）に出走。15頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では速い脚を使えず14着に終わった。

12月10日、中4週で迎えた14戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鹿戸雄一騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく12着に終わった。

5歳（2006年）

1月23日、中5週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた15戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は郷原洋司騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で大外16番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は垂れてしまい13着に終わった。