ナキムシヒカル（2020年生、母オウケンハート）

Nakimushi Hikaru

2020.04.02

ナキムシヒカル（2020年4月2日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のニシケンモノノフ（当時9歳）と交配したオウケンハートが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はレジェンドファーム。主な勝ち鞍は2024年のカピバラ賞(一般C3)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、メジロから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、神奈川県馬主協会村田大作によって440万円で落札された。

田辺陽一厩舎（川崎）へ入厩。

1月6日、デビュー戦は野畑凌騎手を鞍上に据えて、3歳戦の川崎デビュー（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。6頭立ての7番ゲートからスタート。出走取消となった。

デビュー前

1歳のとき、メジロから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、神奈川県馬主協会村田大作によって440万円で落札された。

田辺陽一厩舎（川崎）へ入厩。

3歳（2023年）

4月7日、デビュー戦は野畑凌騎手を鞍上に据えて、3歳戦の出走（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は521kg。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、ピーチバウムに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

5月18日、中5週で迎えた2戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野畑凌騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を取り、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。

6月13日、中3週で迎えた3戦目は、3歳戦のブラスト賞（川崎ダート900m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で野畑凌騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。ハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が悪くなり6着に敗れた。

7月7日、中2週で迎えた4戦目は、3歳戦のエクレール賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で野畑凌騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。果敢に端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

7月27日、中2週で迎えた5戦目は、桜井光輔騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のモルゲンロート賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややハイペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり6着に敗れた。

8月23日、中3週で迎えた6戦目は、3歳戦のコスモス賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は野畑凌騎手（4戦0勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一際目立つ伸びを見せたが、ビヴァアカプルコに交わされて3馬身差の2着となった。

9月14日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦のエトワール賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野畑凌騎手（5戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

4歳（2024年）

1月30日、約4か月半の休み明けで迎えた8戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、カピバラ賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして、最後は2着のセイウンヒュージに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

3月12日、中5週で迎えた9戦目は、天雷賞（川崎ダート900m 雨/重）に出走。鞍上は野畑凌騎手（6戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。

5月10日、中7週で迎えた10戦目は、雷鳴賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野畑凌騎手（7戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では最後まで息が続かず10着に敗れた。

6月10日、中3週で迎えた11戦目は、池谷匠翔騎手を鞍上に迎えて、風神賞（川崎ダート900m 曇/重）に出走。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では最後まで息が続かず9着に敗れた。

11月12日、約5か月の休み明けで迎えた12戦目は、佐野遥久騎手を鞍上に迎えて、ウォンバット賞（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを奪い、非常に速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の力で持ち堪えて、最後は2着のシャイニングルキアに1馬身の差をつけて久しぶりの実戦をモノにした。