ロイヤルホーク（1992年生、母ホクスイエフワン）

ロイヤルホーク（1992年4月7日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のボールドノースマン（当時8歳）と交配したホクスイエフワンが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ヤマタケ牧場。戦績は、中央平地7戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は1995年の4歳以上500万下。

経歴

デビュー前

笹倉武久厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1995年）

4月8日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中山ダート1800m 晴/重）に出走。馬体重は450kg。15頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、4着に終わった。

6月17日、中9週で迎えた2戦目は、原昌久騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったファイブハッピーに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

7月1日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で原昌久騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではグングンと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のフィールドエフワンをクビ差振り切って未勝利戦を制した。

7月22日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（札幌芝1800m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で原昌久騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

8月13日、中2週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で原昌久騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のキクカイチリンに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

4歳（1996年）

5月18日、約9か月半の休み明けで迎えた6戦目は、5歳以上900万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で原昌久騎手（4戦2勝）。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は脚勢が悪くなり16着に終わった。

6月8日、中2週で迎えた7戦目は、東信二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の千歳特別（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。