コモリリーガル（2021年生、母ガルノーヴァ）

コモリリーガル（2021年3月19日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のバトルプラン（当時16歳）と交配したガルノーヴァが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡むかわ町、生産者は桑原牧場桑原康裕。2024年のフロイラインカップ(牝)で3着に入った他、2024年のフロイラインスプリント(牝)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、桑原牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、桑原牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、子守貴久によって132万円で落札された。

米川昇厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2023年）

5月24日、デビュー戦は阿部龍騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1100m 晴/稍重）に出走。馬体重は460kg。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、3着に終わった。

7月13日、中6週で迎えた2戦目は、2歳（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではビュッとキレる脚を見せたが、ルーラーオブダートに交わされて2馬身差の2着となった。

7月26日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部龍騎手（2戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、勝ったイケノツバメチャンに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

8月9日、中1週で迎えた4戦目は、多田羅誠也騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のみついし産米トキノミノル賞（門別ダート1100m 晴/稍重）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端をきり、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るエリザベスウォークを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月31日、中2週で迎えた5戦目は、小野楓馬騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトワイライトウェイに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月21日、中2週で迎えた6戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳戦の園田プリンセスカップ（園田ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のシトラルテミニに2馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。

10月29日、中4週で迎えた7戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳M1のプリンセスカップ（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のサウスヴィルに2馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

12月31日、中8週で迎えた8戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳S1の東京2歳優駿（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。15頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい15着に敗れた。

3歳（2024年）

2月27日、中7週で迎えた9戦目は、3歳戦の神姫バス杯（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は下原理騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に敗れた。

4月17日、中6週で迎えた10戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の鳥待月特別（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて、最後は2着のバラライカに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

5月16日、中3週で迎えた11戦目は、牝馬限定3歳オープンのフロイラインスプリント（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石川倭騎手（1戦1勝）。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入った。

6月18日、中4週で迎えた12戦目は、牝馬限定3歳オープンのフロイラインカップ（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で石川倭騎手（2戦1勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮したが、3着に終わった。

7月14日、中3週で迎えた13戦目は、3歳M2のやまびこ賞（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は垂れてしまい5着に敗れた。

8月11日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた14戦目は、牝馬限定3歳M1のひまわり賞（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のコンバットスプーンに5馬身の差をつけて6勝目をつかんだ。

9月22日、中5週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた15戦目は、牝馬限定3歳M1のオータムティアラ（水沢ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（3戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

10月14日、中2週で迎えた16戦目は、神無月特別（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（4戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は失速してしまい10着に敗れた。

11月10日、中3週で迎えた17戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、M2の絆カップ（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手が足りず8着に敗れた。