ビリングス（2022年生、母トレジャーステイト）

Billings

2022.02.23

ビリングス（2022年2月23日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「モンタナ州最大の都市名。母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のフィエールマン（当時7歳）と交配したトレジャーステイトが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2025年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

手塚貴久厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

10月27日、デビュー戦はC.ルメール騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は474kg。15頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では超凡な末脚を発揮したが、4着に終わった。

3歳（2025年）

3月2日、約4か月の休養明けで迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でC.ルメール騎手（1戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮したが、3着に終わった。

5月18日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京芝2400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続でC.ルメール騎手（2戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のクラレットをアタマ差振り切って初勝利を挙げた。

7月19日、中8週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの開成山特別（福島芝2600m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

10月12日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から8kg戻して迎えた5戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京芝2400m 曇/良）に出走。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。