ワンダーリズム（2022年生、母カネトシパリッシュ）

Wonder Rhythm

2022.04.06

ワンダーリズム（2022年4月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+律動」。毛色は芦毛。種牡馬のミスターメロディ（当時7歳）と交配したカネトシパリッシュが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は高昭牧場。主な勝ち鞍は2025年の河渡宿特別。

経歴

デビュー前

1歳のとき、高昭牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、によって円で落札された。

高柳大輔厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

12月28日、デビュー戦は柴田裕一郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は522kg。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

3歳（2025年）

1月19日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中京ダート1900m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で柴田裕一郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

3月6日、中6週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、田口貫太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の河渡宿特別（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のハッピールンナに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3月30日、中2週で迎えた4戦目は、石田拓郎騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

6月22日、約3か月の間隔を開けて迎えた5戦目は、西塚洸二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では決め手が足りず12着に終わった。

9月6日、約2か月半の間隔を開けて迎えた6戦目は、永島まなみ騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（阪神芝2000m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

9月27日、中2週で迎えた7戦目は、亀田温心騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

11月5日、中5週で迎えた8戦目は、武庫川特別（園田ダート1870m 曇/良）に57kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で亀田温心騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月15日、中0週で迎えた9戦目は、高杉吏麒騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（京都ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず16着に終わった。