シネマワン（1997年生、母シネマカーム）

Cinema One

1997.03.17

シネマワン（1997年3月17日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のパークリージエント（当時16歳）と交配したシネマカームが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）北洋牧場。戦績は、地方13戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2001年の一般C3六イ。

経歴

デビュー前

鈴木總介厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（2000年）

8月23日、デビュー戦は田部和広騎手を鞍上に据えて、4歳（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は467kg。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。敢然と端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、ネーチャーレディに交わされて3馬身差の2着となった。

4歳（2001年）

3月12日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、4歳（船橋ダート1400m 内回り 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず11着に終わった。

4月2日、中2週で迎えた3戦目は、一般C3九イ（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤祐樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月18日、中1週で迎えた4戦目は、一般C3九ア（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤祐樹騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち味のファイティングスピリットで最後まで崩れずに走り抜いたが、勝ったコアレスドーツに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

5月29日、中5週で迎えた5戦目は、一般C3九ア（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤祐樹騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

6月27日、中3週で迎えた6戦目は、一般C3（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤祐樹騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで持ち堪えて、最後は2着のゴーライカブリーズに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

7月26日、中3週で迎えた7戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、一般C3五イ（船橋ダート1400m 内回り 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

8月14日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、一般C3八九（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は佐藤祐樹騎手（5戦1勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。10着に敗れた。

8月21日、連闘で迎えた9戦目は、一般C3六イ（船橋ダート1400m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は張田京騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のジムボーイに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月20日、中3週で迎えた10戦目は、佐藤正人騎手を鞍上に迎えて、一般C3四（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に敗れた。

10月12日、中2週で迎えた11戦目は、音部浩仁騎手を鞍上に迎えて、一般C3二イ（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず9着に終わった。

11月22日、中5週で迎えた12戦目は、一般C3三ア（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で音部浩仁騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

12月21日、中3週で迎えた13戦目は、一般C3四（船橋ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で音部浩仁騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。