ミヤシロベビー（2000年生、母サンシユウリユウ）

ミヤシロベビー（2000年4月20日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のミヤシロオー（当時21歳）と交配したサンシユウリユウが18歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は山本和彦。戦績は、地方35戦5勝2着8回。主な勝ち鞍は2002年のアラ系2歳。

経歴

デビュー前

鈴木正也厩舎（金沢）へ入厩。

2歳（2002年）

7月28日、デビュー戦は畑中信司騎手を鞍上に据えて、アラ系2歳（金沢ダート900m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は409kg。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したダイスノーブルを捕まえ切れず、3馬身差の2着となった。

8月10日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系2歳（金沢ダート900m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で畑中信司騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したダイスノーブルを捕まえ切れず、5馬身差の2着となった。

8月25日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系2歳（金沢ダート1300m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で畑中信司騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

11月25日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた4戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、アラ系2歳（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のムサシタロウに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月8日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のガーネット特別（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に敗れた。

12月23日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のガーネット特別（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で藤田弘治騎手（2戦1勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

3歳（2003年）

1月2日、中0週で迎えた7戦目は、3歳戦のガーネット特別（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で藤田弘治騎手（3戦1勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚色が衰えて6着に終わった。

4月7日、約3か月の休み明けで迎えた8戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

4月20日、中1週で迎えた9戦目は、トパーズ特別（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた10戦目は、トパーズ特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で青柳正義騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

5月12日、中0週で迎えた11戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で青柳正義騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系一般C2-2（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で青柳正義騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のミズホシノブに2馬身半の差をつけて2勝目を獲得した。

6月10日、中1週で迎えた13戦目は、サルビア賞（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で青柳正義騎手（5戦1勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に敗れた。

6月23日、中1週で迎えた14戦目は、アラ系一般C1-3（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で青柳正義騎手（6戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したミズホリュウオーを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

7月7日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた15戦目は、アラ系一般C1-3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で青柳正義騎手（7戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のミズホシノブに1馬身半の差をつけて3勝目を獲得した。

8月3日、中3週で迎えた16戦目は、鈴木太一騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキー（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず6着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた17戦目は、アメジスト特別（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は青柳正義騎手（8戦2勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のホーエイイブキをアタマ差振り切って優勝

8月31日、中1週で迎えた18戦目は、アメジスト特別（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（9戦3勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に敗れた。

9月23日、中2週で迎えた19戦目は、アメジスト特別（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で青柳正義騎手（10戦3勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に敗れた。

10月7日、中1週で迎えた20戦目は、アメジスト特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で青柳正義騎手（11戦3勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4歳（2004年）

3月20日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた21戦目は、アメジスト特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で青柳正義騎手（12戦3勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

4月12日、中2週で迎えた22戦目は、アラ系一般B2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で青柳正義騎手（13戦3勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に終わった。

4月26日、中1週で迎えた23戦目は、熊木良介騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般B2（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず11着に終わった。

7月19日、約3か月の間隔を開けて迎えた24戦目は、アラ系一般B2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は青柳正義騎手（14戦3勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したアフェクトセーラを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

8月2日、中1週で迎えた25戦目は、アラ系一般B2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（15戦3勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた26戦目は、アラ系一般B2（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で青柳正義騎手（16戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したキタノキャプテンを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。

9月6日、中2週で迎えた27戦目は、アラ系一般B2（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で青柳正義騎手（17戦3勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた28戦目は、湯涌温泉杯（金沢ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で青柳正義騎手（18戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のホーエイイブキに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

10月4日、中1週で迎えた29戦目は、アラ系一般B2（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で青柳正義騎手（19戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた30戦目は、アラ系一般B2（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で青柳正義騎手（20戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったエルレイラにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

10月31日、中1週で迎えた31戦目は、アラ系一般B1（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で青柳正義騎手（21戦4勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

11月14日、中1週で迎えた32戦目は、BIGDOOR杯（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で青柳正義騎手（22戦4勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、グレナヒットに3/4馬身交わされて2着となった。

11月28日、中1週で迎えた33戦目は、彩衣2才誕生記念（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で青柳正義騎手（23戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、最後はエルレイラと並んで3着同着となった。

12月12日、中1週で迎えた34戦目は、北陸ペプシコーラ販売杯（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で青柳正義騎手（24戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ミスタートヨタケに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

12月26日、中1週で迎えた35戦目は、年の瀬特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で青柳正義騎手（25戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。