タムリン（1986年生、母シヤダイタミー）

Tamlyn

1986.04.30

タムリン（1986年4月30日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のルセリ（当時9歳）と交配したシヤダイタミーが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）三勝牧場。戦績は、中央平地11戦0勝。

経歴

デビュー前

大和田稔厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1988年）

8月21日、デビュー戦は伊藤暢康騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（新潟芝1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は480kg。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

9月4日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（新潟芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で伊藤暢康騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

10月8日、中4週で迎えた3戦目は、大崎昭一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1700m 晴/稍重）に出走。5頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい4着に敗れた。

3歳（1989年）

5月13日、約7か月の休養明けで迎えた4戦目は、柴田政人騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1200m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に沈んだ。

5月28日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田政人騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

6月17日、中2週で迎えた6戦目は、蛯沢誠治騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1200m 小雨/重）に出走。15頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚がパッとせず13着に敗れた。

7月9日、中2週で迎えた7戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、かなり緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、最後はヒデンスポートと並んで4着同着となった。

7月23日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。端に立ち、遅いペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が上がってしまい7着に敗れた。

10月1日、中9週で迎えた9戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入った。

10月15日、中1週で迎えた10戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に敗れた。

10月28日、中1週で迎えた11戦目は、菅原隆明騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。