コーラルムーン（2021年生、母ウェイクアップマギー）

Coral Moon

2021.03.04

コーラルムーン（2021年3月4日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「珊瑚+月」。毛色は鹿毛。種牡馬のキタサンブラック（当時9歳）と交配したウェイクアップマギーが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。主な勝ち鞍は2024年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

牧田和弥厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

11月26日、デビュー戦は斎藤新騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1800m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は446kg。15頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

3歳（2024年）

1月21日、中7週で迎えた2戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝2000m 曇/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったウインデイジーにねじ伏せられて7馬身差の2着に敗北した。

2月24日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、田口貫太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2000m 晴/稍重）に出走。13頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪い、緩いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて7着に終わった。

4月21日、中7週で迎えた4戦目は、西塚洸二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、抜け出したデアパーディタにハナ差届かず2着に甘んじた。

5月18日、中3週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西塚洸二騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

6月22日、中4週で迎えた6戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るトーセンオリックスを半馬身差し切って未勝利戦を制した。

7月6日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラスの北斗特別（函館芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山武史騎手（1戦1勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り6着に敗れた。

9月29日、約3か月の間隔を開けて迎えた8戦目は、小沢大仁騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京芝1600m 曇/重）に出走。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

11月2日、中4週で迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラス（福島芝1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小沢大仁騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で大外15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。最後は脚を失くしてしまい15着に終わった。