サンライズアルズ（2022年生、母オーパスクイーン）

サンライズアルズ（2022年5月21日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名+希望(トルコ語)」。毛色は鹿毛。種牡馬のマジェスティックウォリアー（当時17歳）と交配したオーパスクイーンが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はヤナガワ牧場。主な勝ち鞍は2025年の3歳。

経歴

デビュー前

羽月友彦厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2025年）

2月16日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。馬体重は498kg。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

3月1日、中1週で迎えた2戦目は、長岡禎仁騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に敗れた。

3月22日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長岡禎仁騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

4月23日、中4週で迎えた4戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1500m 曇/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて、最後は2着のボルダーオパールをアタマ差振り切って初白星を挙げた。

5月6日、中1週で迎えた5戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1500m 雨/不良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったスーパーホースに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

5月22日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は宮下瞳騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ボルダーオパールに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

6月3日、中1週で迎えた7戦目は、友森翔太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1500m 雨/不良）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

6月30日、中3週で迎えた8戦目は、野畑凌騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のラバテラジェーンに6馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

7月16日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で野畑凌騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のポセイドンバローズに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。