カイトレッド（2017年生、母ニシノマドカ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、道見牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、林正夫によって378万円で落札された。

2歳（2019年）

6月1日、デビュー戦は丸山元気騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は444kg。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のブンロートをハナ差振り切って初勝利を挙げた。

10月5日、約4か月の休養明けで迎えた2戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳1勝クラスのりんどう賞（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に終わった。

11月2日、中3週で迎えた3戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、2歳G2の京王杯2歳ステークス（東京芝1400m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

12月7日、中4週で迎えた4戦目は、牝馬限定2歳1勝クラスのつわぶき賞（中京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は丸山元気騎手（1戦1勝）。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず11着に敗れた。

3歳（2020年）

1月18日、中5週で迎えた5戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳1勝クラスの菜の花賞（中山芝1600m 外回り小雨/稍重）に出走。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚がパッとせず14着に敗れた。

3月15日、中7週で迎えた6戦目は、武藤雅騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンのアネモネステークス（中山芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず9着に終わった。

10月4日、約7か月の休み明けで迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（中山ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は柴田大知騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

10月31日、中3週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上はM.デムーロ騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。

11月23日、中2週で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は柴田大知騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に終わった。

4歳（2021年）

2月20日、約3か月の間隔を開けて迎えた10戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では全く伸びず12着に終わった。

8月29日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は丸山元気騎手（2戦1勝）。15頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は力尽きて15着に終わった。

9月12日、中1週で迎えた12戦目は、原優介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（中山ダート1800m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。13頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

10月10日、中3週で迎えた13戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての17番人気で6番ゲートからスタート。端を奪う形となり、極端なスローペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい15着に終わった。

11月7日、中3週で迎えた14戦目は、服部寿希騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

12月4日、中3週で迎えた15戦目は、亀田温心騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（中京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

5歳（2022年）

1月16日、中5週で迎えた16戦目は、森裕太朗騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中京芝1600m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後はタレてしまい13着に終わった。

2月26日、中5週で迎えた17戦目は、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森裕太朗騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は脚が止まってしまい14着に終わった。

3月19日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上1勝クラス（中京ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は丸山元気騎手（3戦1勝）。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では脚を伸ばせず16着に終わった。

7月24日、約4か月の休養明けで迎えた19戦目は、草野太郎騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2770m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月3日、中5週で迎えた20戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で草野太郎騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月15日、中5週で迎えた21戦目は、上野翔騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内曇/良）に出走。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月30日、中1週で迎えた22戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で上野翔騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月13日、中5週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた23戦目は、ディセンバースター賞（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は丸山元気騎手（4戦1勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

6歳（2023年）

7月8日、約7か月の休み明けで迎えた24戦目は、障害3歳以上未勝利（中京障害芝3000m 曇/良）に出走。鞍上は上野翔騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

8月27日、中6週で迎えた25戦目は、森一馬騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月17日、中2週で迎えた26戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝2970m 晴/良）に出走。鞍上は上野翔騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月14日、中3週で迎えた27戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で上野翔騎手（4戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月10日、中7週で迎えた28戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝2880m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で上野翔騎手（5戦0勝）。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。

12月28日、中2週で迎えた29戦目は、江田勇亮騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝2970m 晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7歳（2024年）

2月10日、中5週で迎えた30戦目は、蓑島靖典騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 晴/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。9着に敗れた。

3月10日、中3週で迎えた31戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝2880m 晴/稍重）に出走。鞍上は江田勇亮騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月6日、中3週で迎えた32戦目は、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2750m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田勇亮騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月12日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた33戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内曇/良）に出走。鞍上は上野翔騎手（6戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月9日、中3週で迎えた34戦目は、障害3歳以上未勝利（京都障害芝2910m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で上野翔騎手（7戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月20日、中5週で迎えた35戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で上野翔騎手（8戦0勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に敗れた。

8月18日、中3週で迎えた36戦目は、障害3歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で上野翔騎手（9戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月15日、中3週で迎えた37戦目は、障害3歳以上未勝利（中京障害芝3000m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で上野翔騎手（10戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったニシノパプルブリリから3馬身半差の2着となった。