スズノサンサン（1991年生、母ホコタルーミナス）

Suzuno San San

1991.05.10

スズノサンサン（1991年5月10日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のウインザーノット（当時11歳）と交配したホコタルーミナスが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は農事組合法人鉾田ファーム。戦績は、中央平地8戦0勝、地方25戦16勝2着6回。主な勝ち鞍は1996年のリーディングジョッキー賞典(B)。

経歴

デビュー前

柳川光夫厩舎（宇都宮）へ入厩。

3歳（1994年）

3月17日、デビュー戦は藤本靖騎手を鞍上に据えて、4歳（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は457kg。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったリュウジンタローから1馬身差の2着となった。

4月4日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、4歳（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤本靖騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のマルワスーパーに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月3日、約8か月の休養明けで馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた3戦目は、芳賀留義騎手を鞍上に迎えて、一般C5リ（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったトーエイソロンからクビ差の2着に甘んじた。

12月28日、中3週で迎えた4戦目は、一般C5ニ（宇都宮ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で芳賀留義騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のグランドランザンに4馬身の差をつけて2勝目を収める

4歳（1995年）

1月16日、中2週で迎えた5戦目は、一般C5イ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で芳賀留義騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のトーエイソロンに8馬身の差をつけて制した。

2月5日、中2週で迎えた6戦目は、一般C5（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で芳賀留義騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のヤツオーパルに2馬身半の差をつけて4勝目を手にした。

2月22日、中1週で迎えた7戦目は、一般C4ハ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で芳賀留義騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のトムバイオーに2馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

3月18日、中2週で迎えた8戦目は、一般C4（宇都宮ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で芳賀留義騎手（5戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のコダマホースに半馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

4月1日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2ハ C3イ（宇都宮ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で芳賀留義騎手（6戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のルイスセイザンに7馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

5月2日、中3週で迎えた10戦目は、一般C3（宇都宮ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で芳賀留義騎手（7戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったウメノノーザンから2馬身半差の2着に敗北した。

8月6日、約3か月の休養明けで迎えた11戦目は、一般C3（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で芳賀留義騎手（8戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月20日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で芳賀留義騎手（9戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったアイアイカウンテスから1馬身差の2着に敗北した。

9月10日、中2週で迎えた13戦目は、一般C3（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で芳賀留義騎手（10戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月13日、中4週で迎えた14戦目は、一般C3（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で芳賀留義騎手（11戦6勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったドーカンチェッカーから3馬身差の2着となった。

11月5日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2ロ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で芳賀留義騎手（12戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のウメノサカエに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

11月30日、中3週で迎えた16戦目は、野沢憲彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のウメノサカエに5馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

12月28日、中3週で迎えた17戦目は、風花特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野沢憲彦騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のライトピオニーをクビ差制して10勝目を達成した。

5歳（1996年）

1月10日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で野沢憲彦騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のサンデーロックに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

1月21日、中1週で迎えた19戦目は、一般B3 C1（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で野沢憲彦騎手（3戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のカムイセレーヌに2馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

4月3日、中9週で迎えた20戦目は、タンポポ特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で野沢憲彦騎手（4戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のミヤノヒーローに3/4馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

4月14日、中1週で迎えた21戦目は、佐々木泉騎手を鞍上に迎えて、リーディングジョッキー賞典（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のゴーゴーターキンに3馬身の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

5月18日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた22戦目は、大隅三喜男騎手を鞍上に迎えて、山百合特別（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月25日、中4週で迎えた23戦目は、ケイトウ特別（宇都宮ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大隅三喜男騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のサンキテイオーに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

7月28日、中4週で迎えた24戦目は、キスゲ特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は野沢憲彦騎手（5戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったミヤノヒーローから3馬身差の2着に敗北した。

8月10日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた25戦目は、一般B1 B2（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野沢憲彦騎手（6戦5勝）。6頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のカグライチバンに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

10月19日、中9週で迎えた26戦目は、大塚栄三郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい11着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた27戦目は、柴田未崎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（東京ダート1600m 小雨/不良）に51kgの軽斤量で出走。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

12月1日、中3週で迎えた28戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の初霜特別（中山ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が悪くなり12着に終わった。

12月14日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上900万下（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では末脚を伸ばせず15着に終わった。

6歳（1997年）

1月5日、中2週で迎えた30戦目は、5歳以上900万下の初茜賞（中山芝1600m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で郷原洋司騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず15着に終わった。

1月19日、中1週で迎えた31戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で郷原洋司騎手（3戦0勝）。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

2月23日、中4週で迎えた32戦目は、5歳以上900万下（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で郷原洋司騎手（4戦0勝）。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

3月8日、中1週で迎えた33戦目は、5歳以上900万下（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で郷原洋司騎手（5戦0勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。