キラキラブシ（2016年生、母ジョーマリコ）

Kirakira Bushi

2016.05.06

キラキラブシ（2016年5月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「曲名」。毛色は栗毛。種牡馬のパイロ（当時11歳）と交配したジョーマリコが18歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は酒井 秀紀。主な勝ち鞍は2020年の幸手のマスコット「さっちゃん」賞(一般C1七八)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、山口ステーブルから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

松山将樹厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2019年）

6月16日、デビュー戦は菅原明良騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/重）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は474kg。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を披露したが、3着に終わった。

6月22日、連闘で迎えた2戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で菅原明良騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出したが、3着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で菅原明良騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4歳（2020年）

3月3日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から36kg増やして迎えた4戦目は、増田充宏騎手を鞍上に迎えて、雛祭賞（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったウルフマンジャックに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

3月24日、中2週で馬体重を前走から18kg絞って迎えた5戦目は、幸手のマスコット「さっちゃん」賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で増田充宏騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では少しずつ前との差を詰めて、最後は2着のクロヴァージョをハナ差振り切って初勝利を挙げた。

4月14日、中2週で迎えた6戦目は、神速賞（川崎ダート900m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で増田充宏騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったワイメアバレイに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。