カーヴィー（2016年生、母アーリーアメリカン）

経歴

デビュー前

当歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、山住勲によって3,024万円で落札された。

3歳（2019年）

4月7日、デビュー戦は菊沢一樹騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は436kg。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ伸び切れず8着に敗れた。

6月30日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、亀田温心騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1000m 小雨/稍重）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露し、3着に入った。

7月13日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で亀田温心騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

7月27日、中1週で迎えた4戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

8月17日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡康太騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天性のガッツでゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

8月25日、連闘で迎えた6戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚色が衰えて11着に敗れた。

12月26日、約4か月の休養明けで迎えた7戦目は、吉井章騎手を鞍上に迎えて、年の瀬賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。16頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はタレてしまい13着に敗れた。

4歳（2020年）

1月22日、中3週で迎えた8戦目は、一般C2七八（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉井章騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい8着に敗れた。

2月5日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2六七八（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉井章騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に終わった。

3月16日、中5週で迎えた10戦目は、一般C2九十（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で吉井章騎手（3戦0勝）。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。最後は力尽きて16着に終わった。

8月19日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた11戦目は、岡村健司騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

9月10日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2八 C3一（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は吉井章騎手（4戦0勝）。15頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では見せ場を作れず12着に終わった。

9月20日、中0週で迎えた13戦目は、一般C3一二三（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井章騎手（5戦0勝）。13頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に終わった。

10月9日、中2週で迎えた14戦目は、一般C3一二（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉井章騎手（6戦0勝）。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚に勢いがなく14着に終わった。

5歳（2021年）

2月23日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた15戦目は、杉浦健太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、リウォードに3/4馬身交わされて2着となった。

8月27日、約6か月の休養明けで迎えた16戦目は、松木大地騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3（園田ダート1230m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

9月17日、中2週で迎えた17戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松木大地騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

9月30日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松木大地騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るサンデージュピターを異次元の末脚で3/4馬身差し切って待望の初勝利を挙げた。

6歳（2022年）

1月13日、約3か月半の休養明けで迎えた19戦目は、4歳以上C3二（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松木大地騎手（3戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

2月9日、中3週で迎えた20戦目は、4歳以上C3三（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松木大地騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のロケットスレッドに1馬身3/4の差をつけてファンの期待に応えた。

3月2日、中2週で迎えた21戦目は、長尾翼玖騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が衰えて12着に敗れた。

3月22日、中2週で迎えた22戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は松木大地騎手（5戦2勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

8月11日、約4か月半の休み明けで迎えた23戦目は、廣瀬航騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったヒイアカに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

8月31日、中2週で迎えた24戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で廣瀬航騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮したが、3着に終わった。

9月29日、中3週で迎えた25戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で廣瀬航騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったメイショウホガラカに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

10月20日、中2週で迎えた26戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で廣瀬航騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

11月1日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた27戦目は、井上幹太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3一（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

7歳（2023年）

2月28日、約4か月の休養明けで迎えた28戦目は、4歳以上C3二（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松木大地騎手（6戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

3月23日、中2週で迎えた29戦目は、4歳以上C3二（姫路ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は井上幹太騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は一杯になって8着に敗れた。

4月4日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上幹太騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい5着に敗れた。

6月29日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた31戦目は、濱尚美騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、プロボノにクビ差交わされて2着に甘んじた。

7月14日、中1週で迎えた32戦目は、3歳以上C3三（園田ダート1400m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で濱尚美騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったコルテーゼに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

10月18日、約3か月の休養明けで迎えた33戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカリョウビンガに4馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

11月3日、中1週で迎えた34戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が鈍り10着に敗れた。

8歳（2024年）

4月2日、約5か月の休養明けで迎えた35戦目は、スプリントチャレンジ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松木大地騎手（7戦2勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

4月16日、中1週で迎えた36戦目は、SPRING7ハロン（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松木大地騎手（8戦2勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。