カンジ（2021年生、母Nikki’s Choice）

経歴

デビュー前

武井亮厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

7月2日、デビュー戦は横山武史騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー函館（函館芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は468kg。5頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、非常に遅いペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい4着に敗れた。

7月29日、中3週で迎えた2戦目は、2歳戦の2歳未勝利（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山武史騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。

9月2日、中4週で迎えた3戦目は、2歳戦の2歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で横山武史騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、勝ったアンジュグルーヴをクビ差捉え切れず2着に甘んじた。

12月23日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、2歳戦の2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で横山武史騎手（3戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではグングンと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のアスプリージャを半馬身振り切って未勝利勝ちを決めた。

3歳（2024年）

1月28日、中4週で迎えた5戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスのくすのき賞（小倉ダート1700m 小雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。

2月18日、中2週で迎えた6戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（京都ダート1900m 曇/良）に出走。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたハーバーライト決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

3月17日、中3週で迎えた7戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（阪神ダート1800m 雨/良）に出走。15頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい12着に敗れた。

9月8日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた8戦目は、佐々木大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のカムランベイを半馬身振り切って休み明け初戦をモノにした。

9月29日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上2勝クラス（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木大輔騎手（1戦1勝）。13頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に沈んだ。

12月7日、中9週で迎えた10戦目は、T.マーカンド騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はガス欠状態になり11着に敗れた。

4歳（2025年）

1月11日、中4週で迎えた11戦目は、4歳以上2勝クラスの初凪賞（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は佐々木大輔騎手（2戦1勝）。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、5着に終わった。

2月9日、中3週で迎えた12戦目は、4歳以上2勝クラスの由布院特別（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木大輔騎手（3戦1勝）。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、4着に入った。