タカラシルキー（1989年生、母カネヤマカザン）

タカラシルキー（1989年3月1日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のプルコワパス（当時19歳）と交配したカネヤマカザンが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）山際牧場。戦績は、地方24戦11勝2着2回。主な勝ち鞍は1992年のアラブ王冠賞。

経歴

デビュー前

出川博史厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（1991年）

11月7日、デビュー戦は石崎隆之騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のアサカイチフジに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月13日、中4週で迎えた2戦目は、2歳戦のパンプキン特別（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のトミカワドラゴンに1馬身半の差をつけて勝利をモノにする

12月27日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦の南天特別（船橋ダート1400m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のローゼンオオザに8馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

3歳（1992年）

1月28日、中4週で迎えた4戦目は、3歳戦の紅梅特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のカントーケンジをクビ差制して負け知らずの4連勝を決めた。

2月26日、中3週で迎えた5戦目は、3歳戦のブルーバードカップ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（4戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月25日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた6戦目は、3歳戦のれんげ特別（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で石崎隆之騎手（5戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月30日、中4週で迎えた7戦目は、3歳戦の千鳥賞（大井ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で石崎隆之騎手（6戦4勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったトチノテイオーからアタマ差の2着となった。

6月17日、中6週で迎えた8戦目は、3歳戦のアラブダービー（大井ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で石崎隆之騎手（7戦4勝）。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月6日、中6週で迎えた9戦目は、アラブスプリント特別（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で石崎隆之騎手（8戦4勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に敗れた。

9月4日、中3週で迎えた10戦目は、川崎港特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で石崎隆之騎手（9戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のテングボーイに2馬身の差をつけて5勝目を収める

10月15日、中5週で迎えた11戦目は、3歳戦のアラブ王冠賞（大井ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で石崎隆之騎手（10戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のテングボーイをアタマ差制して勝利を手に入れた。

11月3日、中2週で迎えた12戦目は、シルバーカップ（浦和ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で石崎隆之騎手（11戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のケイユーセンプーに1馬身の差をつけて7勝目を奪取した。

12月17日、中5週で迎えた13戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、全日本アラブ大賞典（大井ダート2600m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4歳（1993年）

2月28日、中9週で迎えた14戦目は、椿賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（12戦7勝）。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったトチノミネフジから7馬身差の2着に敗北した。

3月30日、中3週で迎えた15戦目は、銀盃（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（13戦7勝）。15頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月22日、中2週で迎えた16戦目は、船橋記念（船橋ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（14戦7勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月30日、中9週で迎えた17戦目は、浅草特別（大井ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（15戦7勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のトチノテイオーに2馬身の差をつけて8勝目を手中に収めた。

7月15日、中1週で迎えた18戦目は、ワード賞（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（16戦8勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月14日、中8週で迎えた19戦目は、忍城特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で石崎隆之騎手（17戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のケイアイウルフに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

10月5日、中2週で迎えた20戦目は、シルバーカップ（浦和ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で石崎隆之騎手（18戦9勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のケイアイウルフに2馬身半の差をつけて勝利をモノにする

10月28日、中2週で迎えた21戦目は、大田区特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で石崎隆之騎手（19戦10勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のトチノテイオーに半馬身の差をつけて優勝

12月9日、中5週で迎えた22戦目は、全日本アラブ大賞典（大井ダート2600m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で石崎隆之騎手（20戦11勝）。15頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

5歳（1994年）

1月27日、中6週で迎えた23戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、報知グランプリカップ（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

3月23日、中7週で迎えた24戦目は、銀盃（大井ダート2000m 雨/重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（21戦11勝）。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。8着に敗れた。