フェアーブレーヴ（2005年生、母ディスペル）

フェアーブレーヴ（2005年5月16日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のキングヘイロー（当時10歳）と交配したディスペルが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）石川牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方35戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2009年の4歳以上D6三。

経歴

デビュー前

1歳のとき、馬道繁樹から「八戸市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、馬道繁樹から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、カナイシスタッドによって367.5万円で落札された。

田村康仁厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2008年）

3月15日、デビュー戦は菊沢隆徳騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1800m 晴/稍重）に出走。馬体重は480kg。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

5月17日、中8週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

6月30日、中5週で迎えた3戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のガーネット賞（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

8月17日、中6週で迎えた4戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1400m 曇/稍重）に出走。18頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい13着に終わった。

9月28日、中5週で迎えた5戦目は、田中克典騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り曇/良）に出走。18頭立ての17番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを17番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり16着に終わった。

11月4日、中4週で迎えた6戦目は、三野孝徳騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D8四（園田ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上D7二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三野孝徳騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走したが、3着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上D6一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で三野孝徳騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

12月17日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上D7二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で三野孝徳騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、勝ったファイナルセットに詰め切れず、1馬身1/4差の2着となった。

12月30日、中1週で迎えた10戦目は、渡瀬和幸騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D6二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、勝ったアペレジーナに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

4歳（2009年）

1月12日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上D6三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡瀬和幸騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のランフリーに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

1月27日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上D3三（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で渡瀬和幸騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

3月3日、中4週で迎えた13戦目は、4歳以上D3四（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は三野孝徳騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

3月17日、中1週で迎えた14戦目は、寺地誠一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

4月21日、中4週で迎えた15戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は三野孝徳騎手（5戦0勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は渡瀬和幸騎手（3戦1勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

5月20日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C2一（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡瀬和幸騎手（4戦1勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

5月28日、連闘で迎えた18戦目は、4歳以上C2一（姫路ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡瀬和幸騎手（5戦1勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に終わった。

6月9日、中1週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた19戦目は、4歳以上C2一（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡瀬和幸騎手（6戦1勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

6月17日、連闘で馬体重を前走から11kg絞って迎えた20戦目は、4歳以上C2一（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で渡瀬和幸騎手（7戦1勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に終わった。

6月30日、中1週で馬体重を前走から13kg戻して迎えた21戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で渡瀬和幸騎手（8戦1勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

7月7日、連闘で迎えた22戦目は、JA門別馬舞米特別（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で渡瀬和幸騎手（9戦1勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上C2（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で渡瀬和幸騎手（10戦1勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではいいところがなく9着に終わった。

8月5日、中1週で迎えた24戦目は、茶畑雄誠騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

8月19日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で茶畑雄誠騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に敗れた。

9月3日、中1週で迎えた26戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で茶畑雄誠騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。

9月17日、中1週で迎えた27戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で茶畑雄誠騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた28戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で茶畑雄誠騎手（4戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

10月13日、中1週で迎えた29戦目は、3歳以上C3（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で茶畑雄誠騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた30戦目は、3歳以上C3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で茶畑雄誠騎手（6戦0勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

11月17日、中2週で迎えた31戦目は、3歳以上C3三（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で茶畑雄誠騎手（7戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に敗れた。

12月15日、中3週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた32戦目は、3歳以上C3三（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で茶畑雄誠騎手（8戦0勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

12月30日、中1週で迎えた33戦目は、3歳以上C3三（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で茶畑雄誠騎手（9戦0勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。

5歳（2010年）

1月19日、中2週で迎えた34戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で茶畑雄誠騎手（10戦0勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

2月2日、中1週で迎えた35戦目は、岡田晴樹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に終わった。

2月16日、中1週で迎えた36戦目は、武藤隆一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。

2月23日、連闘で迎えた37戦目は、4歳以上C3三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は茶畑雄誠騎手（11戦0勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

3月9日、中1週で迎えた38戦目は、4歳以上C3三（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で茶畑雄誠騎手（12戦0勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。

3月22日、中1週で迎えた39戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で茶畑雄誠騎手（13戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ伸び切れず10着に敗れた。