シンボリティダ（1998年生、母スイートミトゥーナ）

シンボリティダ（1998年4月9日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のシンボリルドルフ（当時17歳）と交配したスイートミトゥーナが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はシンボリ牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方26戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2002年の一般C2。

経歴

デビュー前

広尾サラブレッド倶楽部にて総額3,000万円（10万×300口）で一口馬主が募集された。

後藤由之厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2001年）

2月24日、デビュー戦は後藤浩輝騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝2000m 小雨/良）に出走。馬体重は494kg。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

4月22日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に敗れた。

6月10日、中6週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京芝2300m 曇/良）に出走。鞍上は後藤浩輝騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

6月24日、中1週で迎えた4戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線ではいいところがなく18着に敗れた。

9月15日、約3か月の間隔を開けて迎えた5戦目は、鹿戸雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝2000m 曇/良）に出走。13頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

10月6日、中2週で迎えた6戦目は、蓑島靖典騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に52kgの軽斤量で出走。18頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始6番手を追走。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

12月28日、約3か月の間隔を開けて迎えた7戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、一般C5ト（宇都宮ダート1300m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（2002年）

1月19日、中2週で迎えた8戦目は、鈴木正騎手を鞍上に迎えて、一般C5ホ（足利ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月3日、中1週で迎えた9戦目は、一般C5ハ（宇都宮ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木正騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月4日、中3週で迎えた10戦目は、平沢則雄騎手を鞍上に迎えて、一般C5ロ（足利ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月20日、中6週で迎えた11戦目は、草地保隆騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月27日、連闘で迎えた12戦目は、西康志騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月3日、連闘で迎えた13戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったグラスオードリーから1馬身差の2着となった。

5月18日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で沢田盛夫利騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月25日、連闘で迎えた15戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で沢田盛夫利騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月8日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で沢田盛夫利騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月15日、連闘で迎えた17戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で沢田盛夫利騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のオリオンザエンペリに3/4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

6月22日、連闘で迎えた18戦目は、菅原雅文騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1300m 小雨/不良）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月29日、連闘で迎えた19戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は沢田盛夫利騎手（5戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったショウリノウタゲから6馬身差の2着に敗北した。

8月31日、中8週で迎えた20戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で沢田盛夫利騎手（6戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月8日、連闘で迎えた21戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で沢田盛夫利騎手（7戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月21日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で沢田盛夫利騎手（8戦1勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月28日、連闘で迎えた23戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で沢田盛夫利騎手（9戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月5日、連闘で迎えた24戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で沢田盛夫利騎手（10戦1勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月12日、連闘で迎えた25戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で沢田盛夫利騎手（11戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月26日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は西康志騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月2日、連闘で迎えた27戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は沢田盛夫利騎手（12戦1勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月23日、中2週で迎えた28戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は草地保隆騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月30日、連闘で迎えた29戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で草地保隆騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月14日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は沢田盛夫利騎手（13戦1勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

5歳（2003年）

1月15日、中4週で迎えた31戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C7（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。

1月29日、中1週で迎えた32戦目は、坂本和也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C7（園田ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず10着に終わった。