シグラップジュリア（2013年生、母ルーシエン）

経歴

デビュー前

1歳のとき、北田剛から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

2歳（2015年）

6月21日、デビュー戦は村上忍騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストステップ（水沢ダート850m 晴/良）に出走。馬体重は430kg。5頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したメジャーリーガーに3/4馬身届かず2着となった。

7月4日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、2歳（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦0勝）。5頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

7月18日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた3戦目は、2歳戦の東日本大震災復興祈念東北（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦0勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、メジャーリーガーに交わされて4馬身差の2着となった。

8月1日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（3戦0勝）。5頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

8月15日、中1週で迎えた5戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞の若鮎賞（盛岡芝1600m 曇/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

8月24日、連闘で迎えた6戦目は、2歳（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく3着に終わった。

9月19日、中3週で迎えた7戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のフューチャーステップ（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた8戦目は、2歳A（盛岡ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小林凌騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びを欠き5着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた9戦目は、2歳B1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林凌騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

11月2日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた10戦目は、2歳B1（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（4戦0勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に終わった。

11月16日、中1週で迎えた11戦目は、2歳B1（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（5戦0勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の力で末脚を持続させて、最後は2着のエフォートに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

3歳（2016年）

5月12日、約6か月の休養明けで迎えた12戦目は、瀧川寿希也騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で瀧川寿希也騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて、最後は2着のトキノシップーをクビ差振り切って優勝

6月14日、中2週で迎えた14戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で瀧川寿希也騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。主導権を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい5着に敗れた。

7月8日、中2週で迎えた15戦目は、3歳戦のわいわい笑フェスカップ（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で瀧川寿希也騎手（3戦1勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

7月28日、中2週で迎えた16戦目は、拜原靖之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の酔っぱらい怪獣「ベロン」杯（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪い、緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて5着に敗れた。

8月21日、中2週で迎えた17戦目は、3歳戦の突風賞（川崎ダート900m 曇/重）に出走。鞍上は瀧川寿希也騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では切れ味光る末脚を披露したが、3着に終わった。

9月13日、中2週で迎えた18戦目は、3歳戦の秋風賞（川崎ダート900m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で瀧川寿希也騎手（5戦1勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を披露し、3着に入った。

10月4日、中2週で迎えた19戦目は、長谷特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で瀧川寿希也騎手（6戦1勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は一杯になって11着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた20戦目は、彩さい牛賞（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は拜原靖之騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた21戦目は、藤井勘一郎騎手を鞍上に迎えて、雷光賞（川崎ダート900m 曇/稍重）に出走。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、抜け出したゴールドマジックを差し切れず、1馬身半差の2着となった。