ワンダーヒロタケ（1995年生、母タカラカイカ）

ワンダーヒロタケ（1995年3月23日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のヒロタケスター（当時12歳）と交配したタカラカイカが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）松平牧場。戦績は、地方23戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は1997年のアラ系3歳。

経歴

デビュー前

田部和則厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1997年）

4月29日、デビュー戦は渋谷裕喜騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（札幌(地)ダート900m 曇/良）に出走。馬体重は500kg。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のダイドウガンバに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月22日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、岡島玉一騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月30日、連闘で迎えた3戦目は、2歳戦の月光特別（旭川ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡島玉一騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月27日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、アラ系3歳（帯広ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡島玉一騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月10日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系3歳（帯広ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡島玉一騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系3歳（岩見沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡島玉一騎手（4戦0勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月23日、中3週で迎えた7戦目は、2歳戦のジュニアチャンピオン（岩見沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で岡島玉一騎手（5戦0勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月31日、連闘で迎えた8戦目は、2歳戦のさざんか特別（岩見沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で岡島玉一騎手（6戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。12着に終わった。

12月8日、中4週で迎えた9戦目は、北村欣也騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月21日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で北村欣也騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったグリーンシンサクから4馬身差の2着に敗北した。

3歳（1998年）

1月11日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で北村欣也騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は一杯になって7着に敗れた。

5月25日、約4か月半の休養明けで迎えた12戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で北村欣也騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

6月8日、中1週で迎えた13戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で北村欣也騎手（4戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したシルクレディを捕まえ切れず、8馬身差の2着となった。

6月22日、中1週で迎えた14戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で北村欣也騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

7月6日、中1週で迎えた15戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で北村欣也騎手（6戦0勝）。6頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

7月20日、中1週で迎えた16戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で北村欣也騎手（7戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。

8月3日、中1週で迎えた17戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で北村欣也騎手（8戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったタケノカオリにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

8月14日、中1週で迎えた18戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で北村欣也騎手（9戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

9月5日、中2週で迎えた19戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で北村欣也騎手（10戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

9月15日、中0週で迎えた20戦目は、アラ系4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で北村欣也騎手（11戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

10月5日、中2週で迎えた21戦目は、アラ系4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で北村欣也騎手（12戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のヒローカズミに1馬身の差をつけて久方ぶりに白星を挙げた。

10月25日、中2週で迎えた22戦目は、アラ系4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で北村欣也騎手（13戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた23戦目は、アラ系4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で北村欣也騎手（14戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るドゥスラッガーを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて優勝