ワイエスキング（2003年生、母ロケットダンサー）

Y S King

2003.03.28

ワイエスキング（2003年3月28日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のイナリワン（当時19歳）と交配したロケットダンサーが17歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）道見牧場。戦績は、地方9戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2007年の4歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、道見牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

田辺陽一厩舎（川崎）へ入厩。

3歳（2006年）

10月31日、デビュー戦は町田直希騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は478kg。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では鮮やかな伸びを見せたが、勝ったスカイタイクーンにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

12月11日、中5週で迎えた2戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったシルバーパラダイスに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

4歳（2007年）

1月3日、中2週で迎えた3戦目は、4歳（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のブルーラグーンに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

2月1日、中3週で迎えた4戦目は、4歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシルエットローマンに8馬身の差をつけて優勝

3月2日、中3週で迎えた5戦目は、一般C2-12 13 14（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

3月23日、中2週で迎えた6戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、一般C2十11（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に敗れた。

4月13日、中2週で迎えた7戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、一般C2-13 14 15（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。

5月4日、中2週で迎えた8戦目は、一般C2六アイ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。

5月18日、中1週で迎えた9戦目は、浜口楠彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2-13 14 15（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では印象的な伸び脚で追い上げたが、勝ったメインバンクに詰め切れず、3馬身差の2着となった。