オーメイ（2017年生、母ツァーリーナ）

Omei

2017.05.04

オーメイ（2017年5月4日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のベルシャザール（当時9歳）と交配したツァーリーナが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は田湯牧場。主な勝ち鞍は2019年のかわさきミュートン記念。

経歴

デビュー前

山田質厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2019年）

8月6日、デビュー戦は藤江渉騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスパーキングデビュー（川崎ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は494kg。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず7着に敗れた。

9月6日、中3週で迎えた2戦目は、2歳戦のかわさきミュートン記念（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤江渉騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では豪快に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のアークストーンをハナ差振り切って初白星を挙げた。

10月21日、中5週で迎えた3戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳戦の小町特別（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。13頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

11月21日、中3週で迎えた4戦目は、2歳戦のギャラクシー賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は藤江渉騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では印象的な伸び脚で追い上げたが、抜け出したグローリアスレゴンを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

3歳（2020年）

8月27日、約9か月半の休み明けで迎えた5戦目は、3歳戦の鳳仙花特別（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤江渉騎手（3戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

9月16日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦の鶺鴒特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で藤江渉騎手（4戦1勝）。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ伸び切れず12着に敗れた。