サチノトランセンド（2007年生、母シクレノンソシエテ）

サチノトランセンド（2007年6月5日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋全てを超える」。毛色は鹿毛。種牡馬のデュランダル（当時8歳）と交配したシクレノンソシエテが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）碧雲牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方2戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

武宏平厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2010年）

4月25日、デビュー戦は岡部誠騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は436kg。18頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、17番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを11番手で通過。直線ではいい脚を見せられず16着に終わった。

7月7日、中9週で迎えた2戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のルビーフラワー賞（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に終わった。

8月8日、中4週で迎えた3戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり15着に終わった。

8月15日、連闘で迎えた4戦目は、今村康成騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。17頭立ての16番人気で大外17番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず15着に終わった。

9月23日、中5週で迎えた5戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、一般C17（荒尾ダート950m 曇/不良）に出走。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったワンダーソングから4馬身差の2着となった。