ダブルアタック（2021年生、母バトルアンコール）

Double Attack

2021.05.17

ダブルアタック（2021年5月17日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のベストウォーリア（当時11歳）と交配したバトルアンコールが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は門別 敏朗。主な勝ち鞍は2023年のドリーム。

経歴

デビュー前

1歳のとき、門別尚省から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、石川県馬主協会によって330万円で落札された。

金田一昌厩舎（金沢）へ入厩。

2歳（2023年）

7月3日、デビュー戦は藤田弘治騎手を鞍上に据えて、2歳戦のドリーム（金沢ダート900m 晴/重）に出走。馬体重は462kg。5頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のダイバーステラに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月1日、中3週で迎えた2戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のサードニクス賞（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で猛追したが、勝ったショウガフクキタルを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

8月15日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のくろゆり賞 金沢デビュ―馬（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は藤田弘治騎手（1戦1勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、エムティイーグルに交わされて2馬身差の2着に敗れた。

9月10日、中3週で迎えた4戦目は、2歳戦のサファイア賞（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったエムティイーグルに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

9月24日、中1週で迎えた5戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のネクストスター金沢 金沢出走実績馬（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

11月5日、中5週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた6戦目は、2歳戦のコルト&フィリーズ特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は藤田弘治騎手（3戦1勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天資の負けん性を発揮してゴールまで力戦したが、3着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦の金沢ヤングチャンピオン（金沢ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

12月18日、中3週で迎えた8戦目は、栗原大河騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の新星特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。6頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったリメンバーアポロに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

12月27日、連闘で迎えた9戦目は、2歳戦のあての木賞（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で栗原大河騎手（1戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のドンリュウスターに2馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

3歳（2024年）

3月10日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた10戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の北陸新幹線県内全線開業あと6日特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では根気強くタフに走り抜いたが、勝ったダヴァンティに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

3月17日、連闘で迎えた11戦目は、3歳戦の若駒賞 ・実績馬（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は栗原大河騎手（2戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして、最後は2着のエムティトップを半馬身振り切って圧倒的人気に応えた。

4月28日、中5週で迎えた12戦目は、3歳戦の北日本新聞杯（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で栗原大河騎手（3戦2勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったリケアマロンにねじ伏せられて5馬身差の2着となった。