トップシュール（2008年生、母オフユーゴー）

トップシュール（2008年3月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋超現実的（仏）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマンハッタンカフェ（当時10歳）と交配したオフユーゴーが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は聖心台牧場（有）。戦績は、中央平地7戦0勝、地方22戦1勝。主な勝ち鞍は2012年の4歳。

経歴

デビュー前

当歳のとき、聖心台牧場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、聖心台牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、コオロによって840万円で落札された。

境直行厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2010年）

11月28日、デビュー戦は吉田稔騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は408kg。15頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた2戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての5番人気で17番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを12番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、4着に入った。

12月26日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、2歳未勝利（小倉芝2000m 雪/良）に出走。鞍上は2戦連続で高倉稜騎手（1戦0勝）。18頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず12着に敗れた。

3歳（2011年）

1月22日、中3週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた4戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい14着に終わった。

2月27日、中4週で迎えた5戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい13着に終わった。

4月23日、中7週で迎えた6戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 小雨/稍重）に53kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

7月2日、中9週で迎えた7戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。18頭立ての18番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に終わった。

9月8日、中9週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた8戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では全く伸びず10着に敗れた。

10月3日、中3週で迎えた9戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。13頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

11月7日、中2週で迎えた11戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

11月22日、中1週で迎えた12戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた13戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい13着に終わった。

12月14日、連闘で迎えた14戦目は、3歳（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

4歳（2012年）

1月6日、中2週で迎えた15戦目は、4歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田信大騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のウェイホームに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

2月3日、中3週で迎えた16戦目は、一般C2十五（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田信大騎手（3戦1勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

2月24日、中2週で迎えた17戦目は、一般C2十一（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山田信大騎手（4戦1勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に敗れた。

3月2日、連闘で迎えた18戦目は、一般C2十四十五十六（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で山田信大騎手（5戦1勝）。13頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に敗れた。

3月23日、中2週で迎えた19戦目は、一般C2十四十五（浦和ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で山田信大騎手（6戦1勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

4月13日、中2週で迎えた20戦目は、一般C2九十十一（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で山田信大騎手（7戦1勝）。13頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

5月18日、中4週で迎えた21戦目は、一般C2十五十六十七（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は森泰斗騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた22戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、一般C2十（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2十三十四十五（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

7月5日、中2週で迎えた24戦目は、一般C3三四五（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で東川公則騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた25戦目は、一般C3二三四（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で東川公則騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

8月5日、中2週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた26戦目は、寺地誠一騎手を鞍上に迎えて、一般C1二（福山ダート1250m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月1日、中3週で迎えた27戦目は、嬉勝則騎手を鞍上に迎えて、一般C1二（福山ダート1250m 曇/良）に出走。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月8日、連闘で迎えた28戦目は、ながつきスプリント（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で嬉勝則騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月30日、中2週で迎えた29戦目は、一般C1二（福山ダート1250m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で嬉勝則騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。