ヴァンサンカン（1989年生、母ブラシエツト）

Vingt-cinq Ans

1989.02.18

ヴァンサンカン（1989年2月18日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のブレイヴエストローマン（当時17歳）と交配したブラシエツトが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）北斗牧場。戦績は、中央平地4戦1勝。主な勝ち鞍は1992年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

吉岡八郎厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1992年）

4月4日、デビュー戦は佐藤哲三騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（阪神芝1600m 小雨/良）に出走。馬体重は440kg。13頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。

4月26日、中2週で迎えた2戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都芝1800m 外回り 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

10月10日、約5か月半の休み明けで迎えた3戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は佐藤哲三騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のリボルバーをハナ差振り切って初白星を挙げた。

11月1日、中2週で迎えた4戦目は、猿橋重利騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都芝1400m 晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。果敢に端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり11着に敗れた。