ファンネルマーク（2020年生、母クルージンミジー）

ファンネルマーク（2020年5月13日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「船の煙突に表示されている船会社のマーク。母名より連想」。毛色は芦毛。種牡馬のハーツクライ（当時19歳）と交配したクルージンミジーが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地8戦0勝、地方7戦1勝。主な勝ち鞍は2023年の3歳150万円以上。

経歴

デビュー前

古賀慎明厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2022年）

7月10日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は528kg。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

9月17日、中9週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に敗れた。

10月10日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1600m 晴/不良）に出走。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。

3歳（2023年）

2月5日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から12kg戻して迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では末脚を伸ばせず13着に敗れた。

4月2日、中7週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた5戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では切れ味のいい末脚を披露し、3着に入り込んだ。

4月30日、中3週で迎えた6戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2400m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

6月11日、中5週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（東京芝2400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は木幡巧也騎手（1戦0勝）。17頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に敗れた。

9月2日、約3か月の間隔を開けて迎えた8戦目は、山田敬士騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝2000m 晴/稍重）に出走。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

10月30日、中7週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた9戦目は、野畑凌騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

11月16日、中1週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた10戦目は、3歳戦の144.0万円以上（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野畑凌騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出したが、3着に終わった。

12月6日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦の3歳150万円以上（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で野畑凌騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のヘウレシスをアタマ差振り切って待望の初白星を挙げた。

12月30日、中2週で迎えた12戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で大外14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

4歳（2024年）

1月22日、中2週で迎えた13戦目は、おおいぬ座特別（大井ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は野畑凌騎手（3戦1勝）。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は勢いを失って14着に終わった。

2月13日、中2週で迎えた14戦目は、岡村健司騎手を鞍上に迎えて、一般C2十三十四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

2月28日、中1週で迎えた15戦目は、高橋昭平騎手を鞍上に迎えて、一般C2十十一（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず14着に終わった。