スワローテイルジグ（2016年生、母エメラルドアイル）

スワローテイルジグ（2016年2月7日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「アイルランドの伝統的なジグ（舞曲）の一つ」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のストロングリターン（当時10歳）と交配したエメラルドアイルが18歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。

経歴

デビュー前

寺島良厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2018年）

7月7日、デビュー戦は荻野琢真騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1200m 雨/稍重）に出走。馬体重は450kg。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に終わった。

7月29日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で荻野琢真騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

10月27日、約3か月の休養明けで迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都芝1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で荻野琢真騎手（2戦0勝）。15頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず11着に敗れた。

11月10日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で荻野琢真騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

3歳（2019年）

2月10日、約3か月の休み明けで迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で荻野琢真騎手（4戦0勝）。18頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に終わった。

3月3日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で荻野琢真騎手（5戦0勝）。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始10番手を追走。直線では切れる脚を使えず15着に終わった。