マチルダ（2021年生、母グレイスニコ）

Matilda

2021.03.27

マチルダ（2021年3月27日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のヴァンキッシュラン（当時8歳）と交配したグレイスニコが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡日高町、生産者は有限会社 エスティファーム。

経歴

デビュー前

小久保智厩舎（浦和）へ入厩。

2歳（2023年）

9月19日、デビュー戦は森泰斗騎手を鞍上に据えて、2歳戦のドリームチャレンジ（浦和ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。5頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したサノノレインボーを捕まえ切れず、2馬身半差の2着に敗れた。

3歳（2024年）

2月19日、約5か月の休み明けで迎えた2戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、緩みのないペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

7月15日、約5か月の休養明けで迎えた3戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では根気強くタフに走り抜いたが、カラフルピーチに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

9月18日、中8週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた4戦目は、3歳戦のランチタイムチャレンジ（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったノクターナルに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

10月9日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた5戦目は、見越彬央騎手を鞍上に迎えて、七里ヶ浜賞（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。14頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天授の闘争本能でゴールまで頑張り、5着を確保した。

11月20日、中5週で迎えた6戦目は、一般C2七八九（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は笹川翼騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、イエローベルにクビ差交わされて2着に甘んじた。

12月24日、中4週で迎えた7戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、ランチタイムチャレンジ（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、アショカにクビ差交わされて2着に惜敗した。

4歳（2025年）

1月8日、中1週で迎えた8戦目は、福原杏騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四五（浦和ダート1500m 晴/重）に出走。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天賦の敢闘精神でゴールまで勇戦したが、4着に終わった。

2月11日、中4週で迎えた9戦目は、西啓太騎手を鞍上に迎えて、馬い!八丈島レモンを食べよう（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい6着に敗れた。

4月21日、中9週で迎えた10戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、さいたま市内半日観光ルート賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

7月23日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から17kg減らして迎えた11戦目は、一般C2五六（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は西啓太騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では闘争心が光る走りを見せたが、抜け出したキミハレモネードにアタマ差届かず2着となった。

8月5日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2四五六（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は笹川翼騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

10月28日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から27kg増やして迎えた13戦目は、山中悠希騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六七（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、ザビッグマンにクビ差交わされて2着に甘んじた。

11月26日、中3週で迎えた14戦目は、牝馬限定のハンデ戦の近いがうまい 埼玉の豚肉賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は笹川翼騎手（4戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。